[共同発表資料]
九州大学、ブリティッシュ・カウンシル、JSPS、JACUIE
第2回日英学長会議(九州大学、ブリティッシュ・カウンシル、JSPS、JACUIE 共催)について
◆概要
日英学長会議は、持続可能で戦略的な連携を強化していくことについて強い関心を持ち、共通の目的及び関心事項についてビジョンを有する両国の学長による議論を行い、もって世界的な問題に効果的に取り組むことを目的とします。第2回日英学長会議は、第1回の会議の議論を踏まえ、高等教育分野における国際化をテーマに、両国の高等教育における共通のトピックについて議論を行うことにより、両国間の更なる連携の深化を図ることを目指します。
◆背景
近年、日本・英国両国は、知識経済を推進し、地球規模課題に効果的に取り組むために、高等教育の国際競争力を高めることに尽力しています。両国における高等教育の国際化は、急速かつ大きく進展しており、両国の大学間において、持続可能、かつ、戦略的な連携を図ることが求められています。しかしながら、両国は、今、国際競争力のある高等教育部門を構築する過程で、多くの課題に直面しています。このような中、2009年2月にロンドンにて第1回日英学長会議が開催され、日英双方の大学長・副学長、学術関係機関関係者ら約100名が一堂に会し、「社会のニーズに対し、大学の教育研究がいかにして応えることができるのか」について意見交換がなされました。会議では、日英間の更なる連携に強い関心が示され、今後とも両国間の国際交流の推進を図っていくことが確認されました。第2回会議開催決定を受け、2011年に創立100周年を迎える九州大学の記念事業のプレ・イベントとして開催いたします。
◆内容
・イベント名称:第2回日英学長会議
・ 日程:2010年11月18日(木)、19日(金)
・ 場所:九州大学医学部百年講堂(福岡県福岡市東区馬出3-1-1)
・ 参加者:日本・英国両国の大学の学長・副学長
・ 主催:九州大学、ブリティッシュ・カウンシル、日本学術振興会(JSPS)、国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会(JACUIE)
・ テーマ:大学の国際化(サブテーマ: 教育・研究の質の維持、向上)
・ 使用言語:英語
◆プログラム(敬称略)
【11月18日(木)】
9:30 - 10:00 開会挨拶
有川 節夫 【九州大学総長、JACUIE座長】
小野 元之 【日本学術振興会(JSPS)理事長】
ジェイスン・ジェイムズ 【ブリティッシュ・カウンシル駐日代表】
磯田 文雄 【文部科学省高等教育局長】(予定)
10:00 - 11:00 基調講演
木村 孟【文部科学省顧問】
Prof. Don Nutbeam【Vice Chancellor, University of Southampton】
(ドン・ナットビーム 【英国サウサンプトン大学長】)
※11月18日(木)9:30 - 11:00は、プレス公開致します
11:00 - 全体会合
14:00 - 17:15 分科会
<分科会1>
大学経営の観点から考察する学生、教職員の流動性
- Staff and Student mobility -
<分科会2>
(博士課程学生・ポスドクレベル)キャリアパス形成のためのスキル向上
- Transferrable skills and Career development of PhD students -
<分科会3>
大学の国際化を効果的に実現するための環境整備
- Developing an international ethos across the university -
【11月19日(金)】
9:30 - 12:15 全体会合
12:15 - 12:30 閉会挨拶
倉地 幸徳【九州大学理事・副学長】
Prof. Michael Worton【Vice-Provost, University College London, and IHE Advisor to the British Council】
(マイケル・ウォートン 【英国ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン [UCL] 副学長、ブリティッシュ・カウンシル「高等教育国際化プログラム」顧問】)