2011年 02月 04日 (金曜日)

【お知らせ】

「IELTS 北米奨学金」募集開始
―日本人のさらなる国際化を支援 ―

英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシル(所在地:東京都新宿区、駐日代表:ジェイスン・ジェイムズ)は、米国およびカナダの大学・大学院留学を志す日本人を対象に奨学金制度 「IELTS 北米奨学金」 を設立します。この奨学金は、異文化間の交流促進と、日本人のさらなる国際化の支援を目指すもので、2011年2月から第一期の募集を開始します。5人の奨学生を選出し、一人当たり6,000米ドル(約48万8千円*)の学費を支給します。
財団法人日本英語検定協会(所在地:東京都新宿区、理事長:道明文夫)は、共同運営を行っている IELTS の実施を通して、より多くの日本人が国際社会で活躍する事業を支援しています。今回の IELTS を利用した奨学金の主旨にも賛同し、この事業の成功のために IELTS の普及と促進をサポートしています。

応募者は、米国またはカナダの大学または大学院への留学を2011年に開始する予定で、応募時に、英語運用能力試験 「IELTS」 (アイエルツ International English Language Testing System)のスコア提出が求められます。
奨学生は、入学の際に求められる英語力を IELTS で証明したうえで、カナダまたは米国の大学および大学院への留学を開始することが求められます。

IELTS は、留学や海外移住に必要な英語能力の評価に採用され、英語運用能力評価試験としては世界最大級の受験者数を誇ります。現在、英国、米国、オーストラリア、ニュージーランドなど世界120の国と地域、約6,000の教育機関、国際機関、政府機関が、現実に即した英語のコミュニケーション力を測る信頼性のある指標として、IELTS を採用しています。米国だけでも3,000以上のコースが IELTS を受け入れています。2009年の全世界合計の受験者数は140万人に達しました

*1米ドル≒83円で換算

「IELTS 北米奨学金」募集要項

応募資格:

  • 日本国籍を有する方。
  • 応募時点で日本在住の方。
  • 米国またはカナダの大学・大学院に2011年中に進学する方。(2011年8月20日までに、進学先からの確認書面の提示ができること)
  • 2010年4月から2011年7月までに日本国内で IELTS を受験し、オーバーオールスコアで6.0以上を取得された方。

応募方法: 応募用紙をダウンロードし、300字のエッセーを含む必要事項を記入の上、IELTS 試験のスコアとともに提出。

締切: 2011年7月31日

※詳細は、こちらご覧ください。

参考資料

IELTS について
IELTS(アイエルツ)は International English Language Testing System の略称で、留学や海外移住に必要な英語力を評価する試験として、世界でもっとも受験者数が多い試験です。世界中で信頼性と公平性が認められており、現在、英国、米国、オーストラリア、ニュージーランドなど120の国と地域、約6,000の教育機関、国際機関、政府機関が、現実に即した英語のコミュニケーション力を測る信頼性のある指標として、IELTS を採用しています。2009年の全世界合計の受験者数は140万人で、英語能力試験のグローバルリーダーの役割を果たしています。IELTSは、125カ国においてブリティッシュ・カウンシル、IDP : IELTS オーストラリア、ケンブリッジ ESOL により共同運営されています。
日本では、2010年4月より、日本英語検定協会とブリティッシュ・カウンシルが共同で運営しています。
IELTS は合格・不合格を設けず、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングそれぞれの能力を1から9のバンドスコアで評価します。1は「英語を全く解さない」、9は「ネイティブ並みに流暢に英語を操る」などとなっており、4セクションのスコアをすべて加味して平均総合スコアを算出しています。

財団法人日本英語検定協会について
財団法人日本英語検定協会は、1963年4月、『実用英語の普及と向上』を目的として設立され、“英検”の名称で親しまれている「実用英語技能検定」の実施とその証明書の発行を主要事業とし、併せて、児童向けのゲーム感覚リスニングテストである「児童英検」、ビジネスマン向け英語テスト 「STEP BULATS」 を実施しています。
公式ホームページ www.eiken.or.jp

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