ブリティッシュ・カウンシル主催ウェビナーのご案内
「これからの英語教育に生成AIをどう活かすか」
英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシル(所在地:東京都新宿区 駐日代表:マシュー・ノウルズ)は、主に中学校、高校の英語教員を対象にした無料ウェビナーを、3月20日(水・祝)に開催します。
昨年夏に文部科学省が公開したガイドラインを受けて、生成AIの教育への応用が検討されている中、英語(外国語)は最も注目されている分野の一つです。一方、実際の教育に生成AIをどう活用していけばよいかは課題でもあります。
ウェビナーでは、京都大学国際高等教育院附属国際学術言語教育センター准教授、金丸敏幸氏を講師にお迎えし、生成AIの得意なこと、苦手なことという視点から、学校教育への生成AIの具体的な活用法についてご紹介します。特に中学校・高校での活用を念頭におき、生成AIの動向を踏まえつつ、来年度以降の展望についてもお話しいただきます。
イベント名: ブリティッシュ・カウンシル主催ウェビナー「これからの英語教育に生成AIをどう活かすか」
日時: 2024年3月20日(水祝) 14:00-15:30 (接続開始13:45~)
会場: オンライン(Zoom)
対象: 主に中学校、高校の英語教員
募集人数:500名
講師: 京都大学国際高等教育院附属国際学術言語教育センター 准教授 金丸敏幸氏
参加費: 無料
講師プロファイル
京都大学国際高等教育院附属国際学術言語教育センター 准教授 金丸敏幸氏
独立行政法人「情報通信研究機構」の研究員などをへて、2007年京都大学大学院助教、2014年より現職。京都大学博士(人間・環境学)。専門は外国語教育、自然言語処理、認知言語学。
参考
ブリティッシュ・カウンシルのレポート「Artificial intelligence and English Language teaching report」
世界の英語教育・英語学習における人工知能(AI)が広がっています。このような状況において、ブリティッシュ・カウンシルでは、AI活用がもたらす機会、現状、そして課題等について文献調査を行い、専門家の見解を伺いました。
ここでは、43の調査研究の文献レビューとともに、118の国と地域から1,348人の英語教師からのアンケートを実施しました。また、12カ国・地域から19人の研究者、教育省担当者、EdTech企業や研修機関県警者、教師教育者に対しても聞き取りを行いました。これらの議論から、単にAIを使うことだけでなく、その制約やリスク、倫理的な側面を理解することが重要であることが浮かび上がりました。
レポートは以下のブリティッシュ・カウンシルのウェブページよりダウンロードいただけます
Artificial intelligence and English language teaching: Preparing for the future | TeachingEnglish | British Council