By 英会話スクールチーム

2022年 02月 22日 10:00

British Council English courses for Young Learners
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Mat Wright

長引くコロナ禍で、生活環境に合わせて様々な変化が求められているお子様の学習環境。学習方法の選択肢も増えていくなか、お子様の英語学習に対するモチベーションをどのように捉えているのか、日々の英語学習や今後への期待について、ブリティッシュ・カウンシルでお子様が英語コースを受講する保護者様に、話を聞きました。

【座談会に参加した保護者様】

Nakagawaさん(以下、N):現在、小学2年生のお子様がPrimary Plus』を受講中。赴任先の米国より帰国後、お子様の英語力を維持するため、小学校入学時より本コースを受講している。

Tsujinoさん(以下、T):現在中学2年生のお子様が、学校以外での英語学習がほぼ初めての小学生の時に夏休みの短期英語コースを受講。その後、中学入学以来、『Secondary Plus』を受講している。

――おふたりが、当スクールでのお子様の英語学習を決めたきっかけは何でしたか?

N:アメリカから帰国後、英語の学校に戻りたいという子どもの希望もあり、帰国子女向けの学校に一度入学させたのですが、受験向けの学校ということもあり、内容が高度すぎて、3時間のレッスン後には顔面蒼白になるくらい疲れきってしまって。それでもっと楽しく学べるところが良いと思い、ブリティッシュ・カウンシルを訪れたところ、『ひつじのショーン』を使った教材やアクティビティが多かったので、幼い子でも入り込みやすいと感じて選びました。

T:元々、夫がポーランドで英語を学んだのが、ブリティッシュ・カウンシルとの出会いでした。娘はずっと日本育ちで英語の勉強を殆どしていなかったのですが、英語がたくさん学べる中学校を目指して受験勉強をしていたなか、小学6年生の夏休みに本人が英語を習いたいということで、挑戦する気持ちでブリティッシュ・カウンシルの英語レベルチェックを受けました。英語だけを学ぶのではなく、英語で何かを学ぶというのが大きな魅力で、夏休みコースでも、英語で絵を描いたり、プログラミングの体験を楽しんでいたのが印象的でした。

――中学校に進学してから学校での英語学習と、当スクールでの学習はどのように両立させているのですか?

T:学校での英語の授業も英語で教わっていて、最初のうちは宿題が聞き取れないなんてこともあったようですが、揉まれているうちに理解できるようになったようです。ブリティッシュ・カウンシルのレッスンは、「楽しい」というのが一番にあるので、いつも帰宅すると第一声は「楽しかった!」です。先生が言うジョークなどからも異文化が感じられて楽しいみたいです。

英語学習を続けるモチベーションになっているもの

――ブリティッシュ・カウンシルで約2年間、英語学習を続けられてきた中で、お子様の成長をどのように感じていますか?

N:息子の成長はまだこれからだと思いますが(笑)、親としては、楽しく学んでほしいというのが一番です。毎回レッスンの後、「楽しかった」と言って帰ってくるので、この気持ちが続いて英語を嫌いにならないでほしいですね。昨年の夏休みコースで初めて体験したマインクラフトもとても楽しかったようで、今もその情熱が絶えず続けてやっています。

T:学校とブリティッシュ・カウンシルの相乗効果だと思いますが、ガツガツ試験勉強をしなくても英検に合格できるようになりました。ブリティッシュ・カウンシルは少人数なので、やはり先生や他の学校の子とたくさん英語で話せるのが楽しいようです。クラスメイトもバックグラウンドが多様なので、先日クラスの中で日本語以外でそれぞれが知ってる言語の挨拶を集めたら、6か国語にもなったそうです。英語に対して構えなくなったおかげで、学校から出される英語の課題も苦にならないようで、夏休みの課題図書も学校の帰り道に完読してしまったほどでした。

――自分が好きなことを通して学ぶのは、英語学習のモチベーションを維持するうえで大事ですね。

N:息子は恐竜が好きなので、もっとよく知るためにYoutubeの英語のチャネルをよく見ています。何度も見ているうちに難しい内容も理解するようになって、恐竜に関する英語の知識は親もびっくりするぐらいです。

T:好きなことだと一生懸命聞きますし、楽しく続けられるのだと思います。うちは『ハリー・ポッタ―』が好きなので、関連する英語のクイズ番組などを見つけては、見て笑ってるのがすごいと思いました。

今後の英語学習のかたちに期待すること

――長引くコロナ禍で、お子様の学習環境に対する意識の変化はありましたか?

T:以前は、夏休みなどの長期休暇には子どものためのイベントに行っていましたが、それもオンラインが中心になりました。最近では、社会問題に関するオンライン・ディスカッションなどにも参加していて、大人の方や海外の方と話す機会も増えたようです。

N:オンライン授業が浸透してきて、子どもがタブレットに触れる機会も増えて、難なく操作できるようになったのは、これからの時代には必要だったと思います。

――今後、当スクールでの学びにどんなことを期待しますか?

N:週1回、ブリティッシュ・カウンシルに通っているだけで複数の国の友達と知り合い、外国の先生と交流する機会があるのは、子どもにとって意味が大きいです。日本は世界から見たら特殊な環境だと思いますが、いろんな人がいて当たり前の環境というのを忘れてほしくないですね。また、相手と議論したり、自分の意見を言うという教育方針で授業が進められるので、何かに興味をもって自分の意見を言うことを恐れない力が養われることに期待しています。

T:そうですね、特に日本の小学校では、みんなと同じが良しとされる風潮をまだ感じます。娘はその両方を経験して、いまの学習環境が心地良いのだと感じます。また、ブリティッシュ・カウンシルでは、授業だけでなくアートコンペやプレゼンコンペなどの機会もあるので、英語を使って色々なことに挑戦して伸びる可能性を感じています。