レベルA2は、基本表現を理解し、簡単な表現を使って意思疎通を図ることができる英語使用者に相当します。
ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages:CEFR)は、様々なレベルの口語および文語表現や、英語などの言語の読解力を定義し、規定する体系であることを忘れないでください。CEFRは、6段階の参照レベルで構成され、3つのブロック(A:基礎段階の言語使用者、B:自立した言語使用者、C:熟達した言語使用者)にそれぞれ2つのサブレベル1および2が設定されています。
レベルA2のスキル
どのような言語能力があれば、英語レベルA2のスキルを持つことを証明できるでしょうか? CEFRの規定は以下のとおりです。
- 自分との関連性が極めて高い経験分野(ごく基本的な個人情報や家族構成、買い物、関心がある場所、就職など)に関して、よく使われる文や表現を理解できる。
- 身近な決まった事柄に関する単純かつ直接的な情報交換程度の簡単な日常作業において、意思疎通を図ることができる。
- 自分の来歴、身の回りの状況、必要性の差し迫った事柄を簡単な言葉で説明できる。