英国で国民的に人気の料理コンテスト番組『ブリティッシュ ベイクオフ(The Great British Bake Off)』。番組内で使われる料理に関する英語表現も見どころです。
この『ブリティッシュ ベイクオフ』のシーズン6が2019年1月から全国無料のBSチャンネルDlifeで放送されるのに伴い、2018年12月8日(土)にブリティッシュ・カウンシルにて「ブリティッシュ ベイクオフ 英会話ワークショップ」を開催いたします。このイベントの開催を記念して、当機関の講師が番組内のコメントで使われた英語表現を複数回にわたって解説していきます。
"On your mark, get set, BAKE!"
解説:司会者のこの合図をきっかけに、ベイカーたちは料理を始めます。番組を代表する有名なフレーズとなっています。"On your mark, get set, go!" 位置について、ヨーイ、ドン!という意味のフレーズのもじり
This is famously what the presenters say at the start of each challenge. Often the word ‘bake’ is said with strange intonation.
"Lovely"
解説:肯定的な表現するときに使われる、とても英国らしい形容詞。日本語の文脈で「ラブリー」というと「愛らしい・可愛い」という意味が強調されますが、英国では「素晴らしい、美味しい、綺麗」などの肯定的な意味でいろいろなものを形容することができます。
A very British adjective you can use for almost anything! Lovely weather! Lovely man/woman! Lovely kitchen!
"soggy bottom!"
解説:直訳すると「ふやけた(びしょびしょの)底」。タルトがこの状態だと悲惨ですね。具材を入れる前に一度タルトの底だけで焼いておくことをおすすめします。
This is the downfall of every tart! If your pastry has a soggy bottom you’ve not baked it well. Try blind baking with small ceramic balls to prevent this.
"A Paul Hollywood handshake!"
解説:審査員のポールは、審査に厳しいことでも有名ですが、本当に気に入った時はベイカーと握手をします。その時に「A Paul Hollywood handshake!」という表現が出ます。
Paul can be quite cruel in his judging but when he really likes something he gives the contestant a handshake!
"Prove that dough!"
解説:Proveは、オーブンに入れる前に生地が膨らむまでを待つステップ。パン作りでは重要となります。
‘Proving’ is when you wait for the dough to grow (normally double in size) before you bake it in the oven. It’s a key step in bread making.
"Saucy Puds"
解説:(少しセクシーで)ソースのかかったプディング。Puds はプディングの短縮形で、saucy はプディングの上にかけるソースと少しセクシーという二重の意味を含んでいます。
“Puds” is short for pudding and saucy has the double meaning of a sauce that your pour on a pudding but also a bit sexy!
Scrumptious
解説:審査員のメアリー・ベリーが「美味しい!」と表現する時によく使われるフレーズ。
A popular adjective with the judge Mary Berry meaning delicious.