Date
2024年 09月 30日 (月曜日)
19:0021:00
会場
ブリティッシュ・カウンシル(最寄り駅:飯田橋)

英国留学経験者(UK Alumni)の交流から新たな価値を生むことを目指して2024年3月にスタートした「Alumni UK 交流サロン」。ゲストAlumniによるトークと、ネットワーキングの時間の2部構成で実施していますが、9月30日の第4回はアートセクターで活動する、また英国のアートやアート関係留学に関心のあるUK Alumniに向けた特別編として開催します。

今回のゲストAlumniは、ブリティッシュ・カウンシル アーツ部長の須藤。英国でのアート留学の話に加え、あまり聞く機会がない、ブリティッシュ・カウンシル アーツ部門の活動を紹介します。そして、今回スペシャルゲストとして、来日中のスコットランドの詩人トム・ポウと音楽集団ガロウェイ・アグリーメントを迎え、詩集『遊ぶ亡霊たち - 日本の田舎からの詩』(英語版は2024年9月刊行予定。日本語訳:宮内奈緒)の朗読と生演奏、これらの詩を取り入れた演劇作品『村と道 2024』(鳥取県「鳥の演劇祭」で上演)の紹介を行った上で、扱われているテーマについて、アーティストを囲んだトークや対話を予定しています。

今回のサロンは対象を広げ、UK Alumniに限らず、ブリティッシュ・カウンシルと付き合いのある文化芸術関係者の参加を歓迎します。UK Alumni同士、そして日英の文化芸術分野の専門家と情報交換や交流ができるこの機会、ぜひご参加ください。

対象者

  • 英国留学経験者
    ブリティッシュ・カウンシルが運営する英国留学経験者のためのオンラインプラットフォーム「Alumni UK」登録者が対象です。以下の条件を満たしている方であれば、どなたでも無料で「Alumni UK」にご登録いただけます。まだご登録がお済でない方は、お申し込みの前後に併せてご登録ください。

  - 英国の大学あるいは大学院で学位取得を目的にした留学を完了した方(トランスナショナル高等教育、オンライン留学、交換留学、1タームの単位取得を目的と した短期留学を含む)。
  - 語学留学のみをされた方は対象外。
  - 英国に「留学」した方が対象のため、英国籍の方は対象外。

  • 文化芸術関係者
    ブリティッシュ・カウンシルとつながりのある方で、演劇・音楽・文学等、広く芸術文化に従事している方、日本と外国の文化交流に携わっている方。英国留学経験は問いませんが、経験者である場合、上記「Alumni UK」への登録をご検討いただければ幸いです。 

※ 本イベントへは18歳未満の方はご参加いただけません。

開催情報
日時:2024年9月30日(月)19:00-21:00 (開場:18:30)
会場:ブリティッシュ・カウンシル(東京 飯田橋)
定員:40名(先着順で、定員に達し次第締切)

プログラム
18:30 開場 (受付開始)
19:00 開会挨拶、Alumni UK情報、登壇者紹介(ブリティッシュ・カウンシル)
19:10 UK Alumni であるブリティッシュ・カウンシル アーツ部長によるトーク
19:20 スコットランドの詩人トム・ポウと音楽集団ガロウェイ・アグリーメントによる、詩の朗読と生演奏、「村と道 2024」の紹介、アーティストを囲んでのトークや対話 
20:00 交流会
21:00 閉会

応募方法
オンラインフォーム(URL:https://bit.ly/alumni-ss-4)よりご応募ください。(応募期限:2024年9月30日(月)12:00 正午)

※ご参加に際してアクセス面(手話通訳や最寄り駅改札からの同行など)が必要な方はフォームからお知らせください。サポートが必要な方は9月24日(火)までにお申し込みください。

スピーカー・登壇者(敬称略)

  • 須藤 千佳(すどう ちか)、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London)大学院、Museum Studies MAコース(2001-02)
    現在:ブリティッシュ・カウンシル アーツ部長
    国際基督教大学卒業後、メーカー勤務を経て 2001 年に渡英。ロンドン大学大学院にて修士号を取得。2005 年より英国の公的な文化交流機関ブリティッシュ・カウン シルで15年以上に渡ってアートを通した日英間の文化交流プログラムに従事。近年では特にアー トと社会課題(障害や高齢社会、孤立等)をテーマにしたプロジェ クトを英国のアート機関および日本の美術館や劇場、ホール、オーケストラ、自治体、NPO等とともに展開し、日英間の文化関係者の交流、協働を推進している。
  • トム・ポウ、スコットランドの詩人。
    衰退していくヨーロッパの村々を描いた詩と散文でクリエイティブ・スコットランド賞を受賞。スペイン北部、フランス中部、イタリア南部、ドイツ東部、ブルガリア、ポーランド西部、ロシア、スコットランド北部などを旅して、写真、映像、文芸などの記録を残す。著作にはロバート・イングペンとの共作絵本『せかいはいったいだれのもの?』(小川仁央訳、評論社) や『In Another World - Among Europe's Dying Villages』(2012)を含む 多数の詩集がある。
  • ガロウェイ・アグリーメント、スコットランドのダンフリーズ・アンド・ガロウェイ州を拠点に活動する演奏家グループ。
    ウェンディ・スチュワート(ハープ、歌)、ルース・モリス(ニッケルハルパ)、ガヴィン・マーウィック(フィドル)、ステュアート・マクファーソン(コントラバス)の4名の著名な伝統音楽演奏家による楽曲は、オリジナル曲とスコットランドやヨーロッパの伝統曲や歌が混ざり合っている。今回はルース・モリスとガヴィン・マーウィックが参加予定。

『村と道 2024』(「鳥の演劇祭17」招聘)
過疎化がもたらす影響について理解を深め、観客を対話に引き込むことを狙いとした、ルース・モリスのプロデュースによる、スコットランドの詩人トム・ポウと音楽集団ガロウェイ・アグリーメントによる作品。鳥取県鹿野町の鳥の劇場(鳥の演劇祭)および雲南市のチェリヴァホールでの9月末に上演。

 

お問い合わせ
ブリティッシュ・カウンシル 教育推進・連携部
Eメール:ALUMNI@britishcouncil.or.jp

関連サイト

Tag icon
英国留学, アート, 高等教育