ジョン・ウッド&ポール・ハリソンは、1993年より英国を拠点に、パフォーマンスやアニメーション、建築的なセットやさまざまな装置などの要素を取り入れたビデオ作品を共同で制作しています。その作品は非常にユニークで、近年では英国内外で大規模な個展が開かれるなど、人気と評価を高めているアーティストです。日本国内でも、これまでに森美術館による巡回展やブリティッシュ・カウンシルの「プライベート・ユートピア」展で紹介されたほか、ICCでも「オープン・スペース 2012」展において6作品を展示し、多くの観客の人気を博しました。
ほとんど固定アングルで撮影される、どこかおかしみを感じる、そこはかとないユーモアを感じさせる作品は、それゆえ「なにをやっているんだろう?」「なにが起こっているんだろう?」という関心をひきつけるものであり、しかも親しみやすいものでもあります。彼らの作品はNHK Eテレの番組『2355』でも一時期紹介されるなど、作者の名前は知らずともその作品を記憶しているという方も多いのではないでしょうか。
今回の展覧会は、作品のテーマをパフォーマンス、アニメーション、物語、映画の四つに分類し、日本初公開となる作品を含む20作品によって展観する、日本で初めての大規模な個展です。
開催概要
会期:2015年11月21日(土)~2016年2月21日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA(京王新線初台駅東口から徒歩2分)
開館時間:11:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)、保守点検日(2月14日)
入場料:一般・大学生500(400)円/高校生以下無料
※( )内は15名以上の団体料金
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
お問い合わせ:フリーダイヤル 0120-144199
詳細はNTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 公式サイトをご覧ください。