英国の高等教育制度および大学国際化について視察するプログラムを実施

日本の大学で国際企画、国際交流を始め様々な部署でご活躍の教職員の方々を対象に、英国の高等教育システムおよび大学の国際化に関する諸施策への理解を深めて頂くことを狙いとして、2013年11月11日から14日までの日程で、「第5回英国大学視察訪問」を実施いたしました。 

  • 実施日時:
    2013年11月11日(月)~11月14日(木)
  • 参加機関:
    国際教養大学、中央大学、一橋大学、北海道大学、慶應義塾大学、神戸大学、京都工芸繊維大学、九州大学、明治大学、沖縄科学技術大学院大学、立命館アジア太平洋大学、東京工業大学 (計12大学) ※アルファベット順
  • 訪問大学:
    11月11日(月)University of Exeter
    11月12日(火)Swansea University, Welsh Government
    11月13日(水)University of Bristol
    11月14日(木)King’s College London

プログラムには、12大学(国公立大学8、私立大学4)から、総勢13名にご参加頂きました。参加者はまず、ロンドンに集合し、エクセター大学にて学生支援の実践を視察。続いてスウォンジー大学では、国際化戦略および産学連携における取り組みについて理解を深めた後、ウェールズ政府より、同国における高等教育行政ならびに教育の国際化推進に関する説明を受けました。さらにブリストル大学では、国際交流・研究推進に関する業務内容の紹介および日英産学連携スキーム「RENKEI」の説明を受けました。最後にKCLでは、海外留学推進活動および留学生のサポートに関する発表がありました。

また今回は、初めての試みとして、各訪問先機関において各参加者が、日本の高等教育・国際化戦略と各所属大学の紹介を行うプレゼンテーションを実施しました。英国大学のユニークな国際化の取り組みを学び、日本の大学にとっても具体的な示唆を得ることができた一方で、英国の高等教育関係者も日本の高等教育の動向と各大学の国際化に関する知識を深め、日英双方にとって実りの多い意見交換を行うことができました。

以下、参加者の皆様から執筆のご協力を頂き報告書を作成しましたので、広く共有させていただきます。