英国の高等教育制度および大学国際化について視察するプログラムを実施

日本の大学で国際企画、国際交流を始めさまざまな部署でご活躍の教職員の方々を対象に、英国の高等教育システムおよび大学の国際化に関する諸施策への理解を深めていただくことを狙いとして、2014年11月10日から13日までの日程で、「第6回英国大学視察訪問」を実施致しました。 

  • 実施日時
    2014年11月10日(月)~11月13日(木)
  • 参加機関
    千葉大学、一橋大学、関東学院大学、慶応義塾大学、神戸大学、京都大学、九州大学、沖縄科学技術大学院大学、大阪大学、立命館アジア太平洋大学、信州大学、東北大学、東京工業大学、東京外国語大学、横浜国立大学 (計15大学) *アルファベット順
  • 訪問大学
    11月10日(月) University of Manchester
    11月11日(火) University of Bradford, Leeds Beckett University
    11月12日(水) University of York
    11月13日(木) De Montfort University

プログラムには、15大学(国公立大学11、私立大学4)から、総勢18名にご参加いただきました。訪問先は、国内最大規模の研究型大学であるマンチェスター大学、中規模ながらもビジネス・平和学などで特色ある研究・教育を行うブラッドフォード大学、学生サービスの質の高さに定評があり、スポーツ分野の研究・活動に力を入れるリーズ・ベケット大学、1963年創立と比較的歴史が浅いにもかかわらずラッセル・グループの構成校であり、世界大学ランキングでもトップ150位以内に位置するヨーク大学、学生のほぼ全員に海外留学の機会と資金援助を与えるプログラムを導入したデモントフォート大学の5大学です。

イングランド北部・中部の、歴史・規模や特色のそれぞれ異なるこれらの大学を視察し、各大学の国際戦略、ブランディング戦略、学生の海外派遣支援・留学生支援の取り組みなどについて、比較対照をしながら理解を深めることができました。

訪問先では参加者による各所属大学の国際戦略・学生の送り出し支援などに関するプレゼンテーションを実施したほか、訪問先の国際部職員、日本と関わりのある教職員や日本人留学生とのインフォーマルな交流の機会や、キャンパス・ツアーにより各機関の施設を見学する機会も設けられました。

 

以下、参加者の皆さまから執筆のご協力をいただき報告書を作成しましたので、広く共有させていただきます。