英国の名門オーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団もまた、世界的パンデミックの影響を受け、今期予定していた公演の多くをキャンセルしています。コンサートホールに観客を迎え入れての公演ができない期間も、多くの人にフィルハーモニアの音楽を届けようと、オンライン配信用に演奏を収録したコンサートシリーズ『フィルハーモニア・セッションズ』を展開。曲間にアーティストによる解説も挟んだ、各回60分程度の充実したプログラムです。
2020年8月に収録された本公演では、英国で国民的人気を誇るスコットランド出身のヴァイオリニスト、二コラ・ベネデッティが英国人が愛する、ヴォーン・ウィリアムズの『舞い上がるひばり』でオーケストラと共演しています。ぜひご堪能ください。
プログラム:
ベートーベン『交響曲第一番』
ヴァイオリン:ニコラ・ベネデッティ
詳細:フィルハーモニア管弦楽団 公式サイト (英語)をご覧ください。
『フィルハーモニア・セッションズ』シリーズのコンサートは、フィルハーモニア管弦楽団の公式YouTubeチャンネルで無料配信されます。オーケストラの存続を支援するための寄付をウェブサイト(英語)で受け付けています。
このほか『ライブ・フロム・ロイヤル・フェスティバル・ホール』と題したコンサートシリーズの有料ライブ配信を行います。有料公演プログラム、視聴方法はフィルハーモニア『ライブ・フロム・ロイヤル・フェスティバル・ホール』ページでご紹介しています。
フィルハーモニア管弦楽団
2020年に創団75周年を迎えた英国の名門オーケストラ。世界の名だたる名指揮者を迎え、世界トップクラスの演奏を誇ります。年間160を超える公演、映画、ゲームのサウンドトラックや、CDのための録音に加え、幅広い層の人にオーケストラ音楽の愉しみを広める教育プログラムにも力を入れています。