2009年 04月 16日 (木曜日)

【お知らせ】

世界有数の英語テストIELTS、導入20周年を迎える

日本でブリティッシュ・カウンシルが運営する IELTS(アイエルツ、International English Language Testing System)は、2009 年に導入 20 周年を迎えました。IELTS はこれまで、留学や海外移住のための英語スキルの評価基準として国際的に目覚ましい発展と成功を収めてきました。IELTS は 1989 年の導入以来、英語能力試験の分野で高い評価を受け、グローバルリーダーの役割を果たしています。2008年には年間受験者が 100 万人を超え、世界各国の 6000 の機関が IELTS を採用するまでに拡大しました。

ケンブリッジ ESOL(Cambridge ESOL)の最高責任者、マイケル・ミラノビッチ博士は、IELTS の過去 20年に及ぶ目覚ましい発展について、「IELTS は過去 20 年間に世界で最も幅広く受け入れられた英語テストです。何百万人もの意欲的な受験者は、その目的が仕事や勉学に関わらず、人生の転機となるさまざまな機会に IELTS を受験する事で実現してきました。」と述べています。 

「私たちの成功は、英語の運用能力を実際的で適切な方法により評価するという点に全力を傾け、常に専門家の主導による徹底的なリサーチと改良に重点を置いてきたことによりもたらされました。IELTS 特長は、重要なスキル――スピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの各スキルをすべて評価するので、どのような目的にも合致するということです。実際に、IELTS の面接形式のスピーキング・テストは、数ある英語試験のなかで現実に即した唯一の口頭試験です。IELTS は単に受験生に成績証明書を発行するだけではなく、海外での勉学や仕事の場で必要とされる英語力を習得していることを証明します。」

世界の 6000 の機関が IELTS のスコアを採用していることから、IELTS は英語圏ばかりでなく、英語圏以外の国での成功への扉を受験者に開いています。IELTS のグローバル化は、優れたテスト・センターで構成される国際的ネットワークにより実現したもので、125 ヶ国で毎月最大 4 回のテストが実施されています。 

IELTS は、国際色豊かな執筆者チームの手で開発されています。テストは、北米、オーストラリア、ニュージーランド、英国に在住する試験問題作成者のネットワークに支えられ、国際性にも重点が置かれています。受験者が回答する際に、標準的なタイプの英語であればすべてが認められています。

ブリティッシュ・カウンシルの IELTS 部門の責任者、カール・ライマーは、「IELTS は有数の英語テストとしての豊かな伝統を誇りにしています。また、私たちは、幅広い経験を踏まえ、引き続き IELTS を発展させていくことを約束するとともに、IELTS が現代の学生の要求を満たす信頼性の高い能力指標であり続けるよう努めていきます。」と述べています。 

導入 20 周年を節目に、IELTS の共同パートナーであるブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ ESOL の 3 団体は、今日までの実績を包括し、将来に向けて共同でプロジェクトに取り組んでまいります。

 

参考資料 

IELTSについて
IELTS(アイエルツ、International English Language Testing System)の略称で、世界で認められた世界的規模の英語テストである。6000 近くの機関が IELTS を、教育、海外移住、専門職認定を目的に現実に即して英語でコミュニケーションを図る能力を示す確かで信頼性のある指標として認定している。IELTSは、125 ヶ国においてブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ ESOL により共同運営されている。 

< IELTSの日本での試験日程 >
● 6 月 13 日(土)  東京・名古屋・大阪 
● 6 月 20 日(土)  京都
● 6 月 27 日(土)  東京 
● 7 月 11 日(土) 東京・名古屋・大阪
● 7 月 25 日(土) 東京・大阪