[共同発表資料]
ブリティッシュ・カウンシル
明治大学国際教育研究所
ブリティッシュ・カウンシル、明治大学国際教育研究所
日本のギャップイヤーを考えるシンポジウム開催
― 2012年6月4日(月)14時~17時 ―
英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシル(所在地:東京都新宿区、駐日代表:ジェフ・ストリーター)と、明治大学国際教育研究所(所在地:東京都千代田区、代表:横田雅弘)は、2012年6月4日(月)、明治大学にて、ギャップイヤーに関するシンポジウム『日本におけるギャップイヤーの可能性』を開催します。
近年のグローバル人材ニーズの高まりから、日本の若者が海外での就学や就業経験を得るひとつの手段としてギャップイヤー(*)が注目されています。日本国内でも複数の大学が、大学合格から入学までの間に6ヶ月間の「ギャップ(「すき間」の意)」期間が生じる秋入学制度への移行を検討しており、従来以上に、ギャップイヤーに対する関心が高まっています。
本シンポジウムでは、日英から関係者をお招きし、英国および諸外国におけるギャップイヤーの基本情報を提供するとともに、日本でギャプイヤーが導入された場合に生じる機会や課題について話しあいます。学生、大学、産業界などの幅広い視点から意見交換を行い、日本で機能するモデルを探ります。
*ギャップイヤー
英国をはじめ海外の大学では、学生が希望する場合、入学までの一定期間、あるいは在学中の一定期間の「ギャップ(「すき間」の意)」の取得を認める場合が多く、学生の一部はこの期間を利用して、留学やインターンなど海外で経験を積んだり、ボランティア活動などに充てています。これを一般的に「ギャップイヤー」と呼んでいます。
開催概要
- 日本語名称:日本におけるギャップイヤーの可能性
- 英語名称:The future of gap years in Japan: learning from overseas experiences
- 主催:明治大学国際教育研究所、ブリティッシュ・カウンシル
- 共催:株式会社エスティーエートラベル、明治大学国際連携本部
- 協力:日本ギャップイヤー推進機構協会(JGAP)
- 日時:2012年6月4日(月)14:00~17:00 (終了後、17:30~19:00レセプション)
- 対象:ギャップイヤーに関心のある日本の教育・政府・企業・メディア関係者の方
- 会場:明治大学アカデミーコモン2階 (東京都千代田区神田駿河台1-1)
- 言語:日本語、英語(同時通訳あり)
- 参加費:シンポジウム 無料 レセプション 3,000円
- 参加方法:オンライン登録フォームから、事前にご予約ください。定員になり次第、締切となります。
- 定員:200名
ご参考資料
プログラム(予定):(敬称略)
14:00 – 14:15 開会挨拶、「英国におけるギャップイヤーの概要」
ブリティッシュ・カウンシル プロジェクトマネージャー(教育推進・連携) エマ・パーカー
14:15 – 14:40 「“ギャップ” - Great Adventure People – 英国における若者や学生が国内外においてどのように過ごすのか?」
STA Travel(UK) 北欧州及びアフリカ地区ビジネスディべロップメントディレクター イアン・スウェイン
14:40 – 15:05 「ギャップイヤー:英国の経験が日本に示唆すること」
九州大学 教育国際化推進室 特任准教授 廣瀬 武志
15:05 – 15:25 「なぜ今ギャップイヤーか -日本型ギャップイヤーの将来展望-」
明治大学 国際連携機構 特任教授 芦沢 真五
15:25 – 15:35 休憩
15:35 – 16:00 「東京大学におけるギャップイヤーの検討状況」
東京大学 副理事 鈴木 敏之
16:00 – 16:15 ギャップイヤー経験者による体験談
明治大学4年生 青木 優
16:15 – 16:55 パネルディスカッション
イアン・スウェイン、廣瀬 武志、芦沢 真五、青木 優
一般社団法人日本経済団体連合会 社会広報本部 主幹(教育担当) 長谷川 知子
16:55 – 17:00 閉会挨拶
ブリティッシュ・カウンシル 教育推進・連携部長 田中 梓
17:30 – 19:00 レセプション(自由参加)