2023年 07月 06日 (木曜日)

ブリティッシュ・カウンシル主催のIELTS奨学金制度 

「The British Council IELTS Prize 2023」公募開始 

英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルは、IELTS奨学金制度「The British Council IELTS Prize 2023」の公募を開始したことを発表しました。本制度は、毎年IELTS受験者を支援するもので、IELTSを入学要件として認めている国内外の大学・大学院進学の学費補助として、日本円にして最高額80万円を支給します。 

「The British Council IELTS Prize 2023」は、日本のほか、中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム、バングラデシュ、パキスタン、ネパール、スリランカに居住するIELTS受験者が対象で、選考を経て、各国より3名に奨学金が授与されます。(*注1) 

対象となるのは、国内外の学部もしくは大学院で2023年1月〜2024年3月の間に学業を開始し、2023年10月までに大学からの入学許可書を提供できる18歳以上の方。なおかつ、ブリティッシュ・カウンシルで2022年4月1日〜2023年8月31日までにIELTSを受験し、バンドスコア5.5以上を保持する方です。 

応募書類の提出期限は2023年9月15日 です。 

日本での支給金額は以下の通りです。 

800,000円(1名)、300,000円(1名)、160,000円(1名) 

詳細、応募方法については、こちらよりご確認ください。 

IELTS奨学金制度では、2011年以来、東アジアの約360名の学生がIELTSを入学要件とする国内外の高等教育機関で学ぶ機会を獲得しています。

ブリティッシュ・カウンシル 東アジア地区試験部ディレクター、ヘザー・フォーブスは以下のように述べています。「私たちは、国際的な学びや協力が、すべての人々にとってより平和で豊かな世界を築く鍵になると信じており、意欲的でダイナミックな学生たちの目標達成を支援できることを誇りに思います。IELTS Prizeは、受験者が高等教育を最大限に活用する機会を提供します。未来を担うリーダーたちのキャリアの前進を促進するものです」 

(*注1)スリランカとバングラデシュでは授与人数が異なります。 

Notes to Editor

IELTSについて  

IELTS(アイエルツ)はInternational English Language Testing Systemの略称で、高等教育や世界的な海外移住に必要な英語力を評価する英語能力試験として、世界で最も普及している試験です。世界中で11,500以上の教育機関、雇用主、政府機関、専門機関がIELTSを信頼し採用しています。 IELTSは、ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS Australia、ケンブリッジ大学英語検定機構の3者が共同で運営しています。IELTSの詳細については、こちらよりご確認ください。

About the British Council

ブリティッシュ・カウンシルは、文化交流と教育機会を促進する英国の公的な国際文化交流機関です。私たちは文化芸術、教育、英語を通じて、英国とその他の国の人々の間につながりをつくり、理解と信頼を育みながら、平和と繁栄を築くための支援を行っています。世界200以上の国や地域の人々と、また、100以上の国において活動し、2021年度は、6億5,000万人がオンライン、放送、出版物を通して私たちが提供する情報にアクセスしました。 日本では1953年に活動を開始しました。英会話スクールや英国資格試験の運営、教育機関・企業向け英語研修、英国留学情報の提供、英語教員への研修、高等教育や文化芸術分野での国際交流支援などを行っています。2023年、日本と英国のつながりを築く私たちの活動は70周年を迎えました。