2023年 11月 22日 (水曜日)

ブリティッシュ・カウンシル主催のIELTS奨学金制度 「British Council IELTS Prize 2023」 日本の受賞者を発表 

英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシル(所在地:東京都新宿区 駐日代表マシュー・ノウルズ)はこのほど、IELTS奨学金制度「The British Council IELTS Prize 2023」の受賞者を発表しました。 

本奨学金制度は、毎年IELTS受験者の勉学を支援するもので、IELTSを入学要件として認める世界の国々の大学・大学院進学の学費補助として、日本円にして最高額約80万円を支給しています。 本年は、日本のほか、中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム、バングラデシュ、パキスタン、ネパール、スリランカに居住するIELTS受験者が対象となりました。 

多くの応募者の中から厳正な審査を経て、各国で原則3人の支援対象者が選考されました。日本の今年の受賞者は以下の方々です(敬称略)。また、受賞にあたりコメントを述べています。 

 

渡邊 那於美 
MPhil in Asian and Middle Eastern Studies, The University of Cambridge (英国) 

「IELTSの受験が、目標であったケンブリッジ大学への出願に繋がり、進学が実現しました。優秀な成績を収めることができるよう勉強に専念します。将来は世界各地で様々な仕事をすることで母国である日本をアピールしたいと考えています」 

菊地 凜
Master of Business Administration, University of Oxford Saïd Business School(英国) 

「IELTSを受験したことで、世界的に有名な大学でMBAを取得するための自信と語学力が高まりました。IELTS奨学金制度の学費補助により勉学に集中することができます。ビジネス・リーダーシップのスキルを高めて、食の持続可能性を向上させるために起業したい、という自分の夢を行動に移す決意を新たにしました」 

西村聖司   
BA in Accounting, Brigham Young University-Idaho (米国) 

「IELTSとIELTS奨学金制度によって私の可能性は大きく広がり、社会に貢献できる国際人になるという目標に近づきました。勉学に励み、様々な挑戦をしたいと思います」 

本奨学金についての詳細は、こちらでご覧ください。

Notes to Editor

IELTSについて   

IELTS(アイエルツ)はInternational English Language Testing Systemの略称で、高等教育や世界的な海外移住に必要な英語力を評価する英語能力試験として、世界で最も普及している試験です。世界中で11,500以上の教育機関、雇用主、政府機関、専門機関がIELTSを信頼し採用しています。  IELTSは、ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS Australia、ケンブリッジ大学英語検定機構の3者が共同で運営しています。IELTSの詳細については、こちらよりご確認ください。

About the British Council

ブリティッシュ・カウンシルは、文化交流と教育機会を促進する英国の公的な国際文化交流機関です。私たちは文化芸術、教育、英語を通じて、英国とその他の国の人々の間につながりをつくり、理解と信頼を育みながら、平和と繁栄を築くための支援を行っています。世界200以上の国や地域の人々と、また、100以上の国において活動し、2021年度は、6億5,000万人がオンライン、放送、出版物を通して私たちが提供する情報にアクセスしました。  

日本では1953年に活動を開始しました。英会話スクールや英国資格試験の運営、教育機関・企業向け英語研修、英国留学情報の提供、英語教員への研修、高等教育や文化芸術分野での国際交流支援などを行っています。 

2023年、日本と英国のつながりを築く私たちの活動は70周年を迎えました。