英国で注目を集める新進気鋭のダンサー、クレア・カニンガムによる初の来日公演
障害者としての独自の身体性をよりどころに世界と関わり、クラシックなダンスのテクニックに挑戦を突きつける英国スコットランド出身の振付家・ダンサーのクレア・カニンガムが初来日し、ヒエロニムス・ボスの画に描かれた物乞いをする障害者にインスピレーションを得た作品「Give Me a Reason to Live」を上演します。
クレア・カニンガムは、2012年ロンドン・オリンピック・パラリンピック競技大会の文化プログラムの一つとして行われた、障害のあるアーティストを支援するプログラム「アンリミテッド」を通して急成長を遂げ、いまや世界各国で公演を行っているアーティストの一人です。
自身の障害を通して既存のダンス表現に揺さぶりをかけるクレア・カニンガムの来日公演、この機会にぜひご観劇ください。
クレア・カニンガム ダンス公演 『GIVE ME A REASON TO LIVE』 公演概要
2017年2月4日(土) 18:00 *終演後にトークセッション開催
2017年2月5日(日) 14:00
※上演時間約40分(休憩なし)
※開場は開演30分前。受付開始は開演45分前となります。
会場
KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281
みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口から徒歩約5分「元町・中華街」駅1番出口から徒歩約8分
チケット料金(全席自由・税込)
一般 3,000円(前売・当日とも)
※未就学児入場不可。
※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにご連絡ください。
チケット取扱い
■チケットかながわ (PC・携帯)
TEL:0570-015-415(10:00−18:00)
窓口:KAAT神奈川芸術劇場・県民ホール(10:00〜18:00)・県立音楽堂(13:00~17:00(月休))
■チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:456-124)
■イープラス (PC・携帯)
主催:ブリティッシュ・カウンシル
提携:KAAT神奈川芸術劇場
協力:独立行政法人国際交流基金
振付・出演:クレア・カニンガム
作品サイト:Give Me a Reason to Live - Claire Cunningham(英語)
クレア・カニンガム Claire Cunningham
スコットランドのグラスゴー在住。松葉杖の使用/乱用、観察、変形という方法で、障害者としての独自の身体性をよりどころに世界と関わり、クラシックなダンスのテクニックに挑戦を突きつけている。最近の作品は、ソロ作品『ME(Mobile/Evolution)』(2009)からカンドゥーコ・ダンス・カンパニーのためのアンサンブル作品『12』などの領域横断的な創作、ヒエロニムス・ボスの画中の物乞いをする障害者にインスピレーションを得た『Give Me a Reason to Live』とその長編作品『Guide Gods』(2015)など。これまでにウィメン・オブ・ザ・ワールド・フェスティバル(ロンドン)およびベルファスト・フェスティバル、パース・インターナショナル・アーツ・フェスティバルのレジデント・アーティスに選ばれ、またグラスゴーのフェスティバル、トラムウェーではアソシエート・アーティストを務めた。ジェス・カーティスとのデュエット最新作『The Way You Look (at me) Tonight』(2016)は、アンリミテッドによる委託を受け、これまでにイギリス、アメリカ、ドイツで上演された。
クレア・カニンガム Webサイト(英語)
関連事業
<ワークショップ>Permission to Speak 声に出してみよう
講師:クレア・カニンガム
日時:2017年1月30日(月)、31日(火)13:00~17:00 (2日連続)
会場:KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
<トーク・セッション>障害は芸術と社会に何をもたらすのか
スピーカー:クレア・カニンガム
モデレーター:木村 覚(日本女子大学 美学 BONUS)
日時:2017年2月1日(水)19:00~21:30
会場:国際交流基金 JFICホール [さくら]
主催:独立行政法人国際交流基金 協力:ブリティッシュ・カウンシル
詳細は国際交流基金のWebサイトで