政策研究大学院大学、教授 兼 科学技術振興機構、研究開発戦略センター、副センター長
1974年京都大学大学院理学研究科修士課程修了、科学技術庁入庁。内閣府大臣官房審議官(科学技術政策担当)などを経て、2004年文部科学省科学技術・学術政策局長。2005年内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官。2006年から、(独)科学技術振興機構社会技術研究開発センターセンター長、研究開発戦略センター副センター長、2012年から現職。同志社大学、早稲田大学、東京理科大学、京都大学客員教授。
科学技術基本計画など日本の科学技術政策の策定に、長年実務者として参画。近年は、科学的知識の「社会実装」を目標に、多様なステークホルダーの対話と協働による新しい課題解決型研究ファンディング制度の開発に努力。
著書・論文に、「グリーン・ニューデール-オバマ大統領の科学技術政策と日本」(共著、丸善プラネット、2009)、「科学技術庁政策史-その成立と発展」(共著、科学新聞社、2009)、「科学と政治をつなぐ」(「化学と工業」、pp441-442, 2012年6月号)、“Science and Technology Policy” (by T. Arimoto, in Have Japanese Firms Changed, Palgrave Macmillan, 2011)、 “Rebuilding Public Trust in Science for Policy Making” (by T. Arimoto and Y. Sato, Science, vol.337, pp1176-1177, 2012) など。