*ブリティッシュ・カウンシルと公益財団法人 日本英語検定協会は、日本でのIELTSを共同運営しています。

IELTSアカデミック・モジュール用 無料ガイドコースのダウンロードはこちらから

IELTS Academic ― 高等教育機関への留学準備を

IELTS Academic(アイエルツ アカデミック・モジュール)は、高等教育を受ける環境において必要な英語運用能力を備えているかどうかを測る試験です。この学業に必要な英語を盛り込んだ試験は、英語でのトレーニングや学習を始める準備ができているかを評価します。

この試験を受験するのは、以下のような目的がある方です:

  • 学士および修士学位取得のための留学
  • 英国大学留学のためのTier4(イギリス学生ビザ)申請
  • 英語圏の専門的機関での就労

英国の大学に出願する場合、IELTS for UKVI(英国ビザ申請用IELTS)の受験を求められる場合があります。IELTS for UKVI の詳細はこちらから

ブリティッシュ・カウンシルおよびパートナー公式テストセンターでIELTSアカデミック・モジュールをお申し込みいただくと、IELTS無料教材や本番形式のテストなど数多くのメリットをご用意しています。

試験時間:2時間45分

試験の形式:リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を測る試験です。日本でのIELTSテストは、日本英語検定協会によって運営されています。日本英語検定協会Webサイトにてお申し込みください。

スピーキング・テストは他のテストと同日、または前後1週間以内に実施されます。同日ではない場合、スピーキング・テスト実施日は事前に通知されます。

1. IELTS Academicパート1:リスニング

試験時間: 実際の試験が30分、および解答用紙に解答を転記する時間が10分。

試験の形式:さまざまなアクセントが使われる英語による4つの会話やモノローグ

解答方法の種類:

  • multiple choice
  • matching
  • diagram labelling
  • sentence completion.

英語を母国語とする話者による4つの音声録音を聴き、解答します。

  • セクション1 ― 話し手2名による日常会話
  • セクション2 ― 日常シーンのモノローグ(例:公共施設のアナウンス)
  • セクション3 ― 教育機関や訓練機関での最大4名までの話し手による会話(例:大学でのチューターとの会話、学生同士の課題についての会話)
  • セクション4 ― 学術的な内容のモノローグ(例:大学の講義)

採点者は受験者が会話の要点、事実にもとづく詳細な情報、意見、スピーカーの態度、発言の意図、また、会話の展開を理解しているかを評価します。

2. IELTS Academicパート2:リーディング

試験時間:60分

試験の形式:

  • 3つの長文読解と課題(図表、グラフ、画像を含む)
  • 長文の内容は、詳細な事実についてだけでなく、描写的、議論的、分析的なものなど、多岐にわたります。

40の設問で構成されるリーディング・テストは、幅広い読解能力を測ります。速読、要点や詳細の読み取り、議論の理解、書き手の主張、態度、意図を読みとることが求められます。

事実的な情報にもとづくものから、議論、分析的なものまで、幅広い範囲から3つの長文が出題されます。ここで使用される文章は、書籍、専門誌、雑誌、新聞などから引用されており、特定の読み手を想定して選択されたものではありませんが、大学進学を目指す方や専門機関への就職を目指す方にとって適切な内容になっています。

3. IELTS Academicパート3:ライティング

試験時間:60分間

試験の形式:

  • 図表やグラフの要約・説明・描写(150語以上)
  • エッセイ(250語以上)

一般的な関心の高いトピックで、大学や大学院への進学を目指す方、専門機関での就職を目指す方に適した内容となっています。ここでは以下の2つのタスクが出題されます。

  • タスク1 ― グラフや図表が与えられ、その情報を自身の言葉で描写、要約、説明します。データの描写や説明、経過や段階の説明、事象や現象の説明などを求められます。
  • タスク2 ― 問題や議論、見解について自身の意見を記述します。

2つのタスクのどちらの解答についても、フォーマルな文体で記述します。

4. IELTS Academicパート4:スピーキング

試験時間:10~14分間

試験の形式:

  • 試験官との対面式インタビューで、身近な話題についての短い会話や、1つのトピックについて詳細に話すこと等が求められます。

注意:テストセンターによっては、スピーキング・テストが別日となる場合があります。

スピーキング・テストでは、英語の発話能力を評価します。すべての内容は録音されます。

  • パート1 ― 試験官から、家庭、仕事、勉学、興味など、自分自身のことや身近な話題について質問されます。このパートは4~ 5分です。
  • パート2 ― 特定のトピックの記載されたカードが配られ、そのトピックについて話します。1分間で話す内容を考え、2分程度でその内容を話します。試験官は同じ話題について1~2つの質問をします。
  • パート3 ― パート2で与えられたトピックについて、さらに詳しく質問されます。ここでは、概念的な意見や論点について更に議論する機会が与えられます。このパートは4~5分です。

2020年8月から、一部のIELTSテストセンターでは、ビデオコールによるIELTSスピーキングテストの提供を開始します。これにより、通常のIELTSと同様に、高いセキュリティーでテストを運営しているIELTSの公式テストセンターでビデオコールスピーキングテストを受けていただくことができます。ビデオコールスピーキングテストは試験内容、採点基準、タイミング、難易度、質問形式、セキュリティーチェックの面で、従来の対面スピーキングテストとまったく同じです。

IELTSスピーキング試験官が行うビデオコールスピーキングテストは、対面式のスピーキングテストと同じ対話が可能です。

詳細については、最寄りのテストセンターまでお問い合わせください。

IELTS アカデミックのお申し込み

IELTSで成功への1歩を踏み出しましょう。IELTS Academicは、大学進学や英語圏での就職を希望される方に最適なテストです。

テストを成功させるための十分なサポートをご用意しています。ブリティッシュ・カウンシルとパートナーの公式テストセンターからIELTS試験をお申し込みいただくと、何度でもご利用いただける無料のRoad to IELTSのLast Minuteコースにアクセスできます。コースでは、試験のアドバイスとチュートリアルを含む9本のビデオ教材、100の相互的なアクティビティ、IELTS Academic試験の4技能それぞれに2つずつの練習問題など、各種教材に取り組むことができます。

お申し込みの際は、受け入れ先の機関に必要な試験の種類を確認してください。

IELTSの受験方法は、IELTSペーパー版と、IELTSコンピューター版の2種類からお選びいただけます。

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