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British Council

英国の高等教育制度および大学国際化について視察するプログラムを実施

日本の大学で国際企画、国際交流を始めさまざまな部署でご活躍の教職員の方々を対象に、英国の高等教育システムおよび大学の国際化に関する諸施策への理解を深めていただくことを狙いとして、2017年11月13日から16日までの日程で、「第9回英国大学視察訪問」を実施致しました。 

  • 実施日時:
    2017年11月13日(月)~11月16日(木)
  • 参加機関:
    国際基督教大学、関西大学、慶應義塾大学、甲南大学、熊本大学、九州大学、武蔵大学、長崎大学、名古屋大学、立命館アジア太平洋大学、東海大学、東京工業大学、筑波大学、一般社団法人国立大学協会(計13大学、1機関)*アルファベット順
  • 訪問大学:
    11月13日(月) University of Leeds
    11月14日(火) University of Liverpool
    11月15日(水) University of Oxford (department for Continuing Education), University of Winchester
    11月16日(木) University of Reading

プログラムには、13大学1機関から、総勢16名にご参加いただきました。訪問先は、高い学生満足度を有し、豊富な短期留学プログラムと学生との連携によるユニークな広報活動に定評があるリーズ大学、2026年までの新たな成長戦略に着手し、国際研究パートナーシップの拡大と研究活動の活発化が目覚ましいリバプール大学、世界に誇るオックスフォードのキャンパスにて、社会人学生や大学生向けに豊富なプログラムを提供しているオックスフォード大学生涯教育部、小規模ながらも学生への目の行き届いたサポートで日本人学生の留学先として人気のウィンチェスター大学、一新されたばかりの新たなブランディング戦略と緻密に組織化された留学生獲得戦略が特徴的なレディング大学の5大学です。

イングランド北部から南部まで、教育システム、歴史、規模などの点で特色が異なる5大学での視察を通して、各大学の国際戦略、広報・ブランディング戦略、研究連携、留学生獲得戦略と留学生支援、学生の海外派遣の取り組みなどについて、比較対照をしながら理解を深めることができました。また、キャンパスツアーや現地の学生との交流の機会を通して、実際のキャンパスライフを垣間見る機会もあったほか、訪問先の国際部職員、日本と関わりのある教職員とのネットワーキングの機会や、参加者による大学紹介のプレゼンテーション発表の時間も設けられました。

以下、参加者の皆さまから執筆のご協力をいただき報告書を作成しましたので、広く共有させていただきます。