イギリスへの渡航
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Mat Wright

渡航の準備は楽しいものですが、考えておかなければならないこともたくさんあります。

UKCISA(英国留学生委員会)のWebサイトには、渡航準備に役立つ情報やアドバイスが満載です。ぜひチェックしてみてください。

以下の情報も参考になるでしょう。

  • 留学生の健康」のセクションで、予防接種や健康について注意すべきことをチェックしましょう。
  • 渡航の際には、学校の住所と電話番号、できればスタッフの名前も持っていきましょう。必要な時にすぐ連絡できるからです。
  • 有効なパスポートとビザが必要な人は有効なビザ、渡航スケジュールとチケット類、学校からの入学許可書を持っていきましょう。
  • 健康保険や旅行保険も必要です。留学生用の保険に特化した保険会社もたくさんあります。必要なものが保障されるかどうかチェックしましょう。学校で学生用に特別なプランを用意している場合があるので、問い合わせてみましょう。
  • 40以上の空港、全国に走る鉄道網、フェリーやコーチ(長距離バス)など、イギリスの公共交通は非常によく整備されています。キャンパスまでの移動手段について、学校に問い合わせるといいでしょう。
  • 学校では、空港での出迎えサービスを手配しています。出迎えのない場合は、交通機関が頻繁に動いている午前中か午後の早い時間に到着することをお勧めします。空港からのほとんどの列車やバスにおいては、事前にチケットを予約したほうが安く済みます。
  • もし助けが必要な場合は観光案内やインフォメーションデスクで尋ねてみましょう。
  • 国際空港の警備は厳しくgov.uk で税関の制限について詳細を調べることができます。入国管理に対する下記の10項目のヒントを読んでおきましょう。
  • 利用する航空会社に持ち込めるものを確認しましょう。重量オーバーの手荷物には、ほとんどの航空会社で超過料金がかかります。
  • 空港で乗り継ぎをする時には並ぶことがあるので、十分時間の余裕をもってチェックインやセキュリティチェックができるようにしましょう。
  • 機内もしくは目的地は寒いかもしれないので、暖かい服を持ち込むようにしてください。冬ならば厚手の上着、セーター、暖かいコートなどにスカーフや手袋があれば寒さから身を守るのに理想的です。
  • 学校までの移動にかかる交通費や食べ物、通関手数料などのために200ポンド程度のお金が必要です。英国内の国際空港では両替サービスやデビットカードやクレジットカードを使ってポンドを引き出せるATMが備わっています。
  • イギリスで銀行口座を開くまでには2~3週間かかるかもしれないので、それまでの期間はクレジットカードで支払うか、日本の銀行からお金を引き出して生活することになります。出発前にデビットカードもしくはクレジットカードを海外で使用することを銀行に知らせておきましょう。

空港への到着

出入国管理と税関検査を担当する国交警備隊(内務省の一部)が英国に初めて到着する学生向けに10項目のヒントをリスト化しました。これに従い、できるだけ効率的に英国に入国できるようにしてください。

  1. パスポートを準備します。
  2. 入国カードを漏れなく記入します。EEA以外の国籍を持つ場合、入国カードは機内で配られることがありますが、そうでなかった場合は出入国管理ホールでカードを記入します。
  3. 就学許可証(CAS)番号を用意する。持っていない場合は学習するコースの詳細を準備します。
  4. 健康証明、最新の口座明細、滞在場所情報を手荷物の中に入れておきます。提示が求められる場合があります。
  5. EU外から肉製品や乳製品を持ち込まないこと。フルーツ、野菜、植物(球根、種、切花、樹皮)に加えて魚、卵、はちみつなどの食品についても制限があります。英国に持ち込める食品や動物・植物については gov.uk をご覧ください。
  6. 英国に持ち込み可能なタバコ、アルコール類、贈答品には制限があります。詳細は gov.uk をご覧ください。
  7. 免税品の制限に注意してください。許容範囲を超えた場合、税関にて税金を払わなくてはなりません。さもなくば所持品のすべてが没収されます。
  8. 偽造品、違法な薬物、武器、猥褻物をけして持ち込まないようにしてください。製品によっては制限がありライセンスや許可が必要になります。詳細については gov.uk をご覧ください。
  9. EU圏外から入国する場合、1万ポンドを超える現金(もしくは同額の他通貨)は申告が必要です。
  10. 虚偽や不当な情報(虚偽の書類を含む)をけして提示しないでください。