特別対談:コロナの時代に考える、美術館の未来-ロンドン・ナショナル・ギャラリー館長 ガブリエレ・フィナルディ x 森美術館館長 片岡真実

新型コロナウイルス感染症の拡大により世界が未曾有の危機に直面し、多くのミュージアムがそのあり方や活動を見つめ直すことを余儀なくされた2020年。コロナの時代に美術館はグローバルな観客とどのようにつながり、人々に何を貢献できるのか?これからの美術館の役割、また芸術を通した国際交流の意義は何なのか?日英のアートセクターを牽引するふたりによる特別対談のアーカイブ映像です。

言語:英語(日本語字幕つき)
視聴方法:
ブリティッシュ・カウンシル公式 YouTube チャンネル。日本語字幕版または日本語、および英語のクローズドキャプション版をお選びいただけます。

スピーカー

挨拶
マシュー・ノウルズ(ブリティッシュ・カウンシル 駐日代表)
ナイジェル・アダムズ(英外務・英連邦・開発省閣外大臣(アジア担当))

対談
片岡真実(森美術館 館長)
ガブリエレ・フィナルディ(ロンドン・ナショナル・ギャラリー 館長)

(出演順)

スピーカー・プロフィール

片岡真実(森美術館 館長)

ニッセイ基礎研究所都市開発部研究員、東京オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーターを経て、2003年より森美術館。2020年より現職。2007~2009年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン)にて、インターナショナル・キュレーターを兼務。第9回光州ビエンナーレ(2012年)共同芸術監督、第21回シドニー・ビエンナーレ(2018年)芸術監督、国際芸術祭「あいち2022」芸術監督。2014年からCIMAM(国際美術館会議)理事を務め、2020年より会長(~2022年)。文化庁アートプラットフォーム事業・日本現代アート委員会座長、第7期東京芸術文化評議会評議員、AICA(美術評論家連盟)会員。京都芸術大学大学院客員教授、東京藝術大学客員教授。その他、日本およびアジアの現代アートを中心に執筆・講演等多数。

ガブリエレ・フィナルディ(ロンドン・ナショナル・ギャラリー 館長)

2002年~2015年、スペイン・マドリードのプラド美術館コレクション&リサーチ副部長を経て2015年8月より現職。1992年~2002年にかけてはナショナル・ギャラリーにて学芸員を務め、同館の後期イタリア絵画(カラヴァッジオ~カナレット)およびスペイン絵画(ベルメホ~ゴヤ)を専門とする。
1965年ロンドン生まれ。コートールド美術研究所で美術史を学び、イタリアで活動した17世紀スペインの画家フセペ・デ・リベーラの研究で1995年に博士号を取得。英国、スペイン、イタリア、ベルギーで展覧会を手がけ、ベラスケス、スルバラン、イタリア・バロック絵画、宗教図像、ピカソに関するカタログや学術論文を執筆している。

収録日:2021年1月7日

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