今秋、予定されていた日本ツアーのキャンセルを受けて、サー・サイモン・ラトル指揮によるロンドン交響楽団が、日本で披露するはずだったバルトークの『青ひげ公の城』をロンドンで9月に収録、特別コンサートとして2日間限定で日本先行配信します。本コンサートは「LSO - Always Together」と題されたKAJIMOTOの特設サイトで配信されます。特設サイトでは60年に及ぶLSO の来日コンサートヒストリーやインタビューなど日本の聴衆を対象にしたスペシャルコンテンツも紹介される予定です。
ロンドン交響楽団スペシャルコンサート2020
プログラム：バルトーク：オペラ『青ひげ公の城』（コンサート形式）
視聴可能期間：2020 年10 月23 日（金）20:00～25 日（日）19:59
詳細・視聴方法：KAJIMOTO特設サイト「LSO - Always Together」をご覧ください。
指揮：サー・サイモン・ラトル
オーケストラ：ロンドン交響楽団
青ひげ公：ジェラルド・フィンリー（バリトン）
ユディット：カレン・カーギル（メゾ・ソプラノ）*
*当初出演予定だったリナ・シャハムから変更
サー・サイモン・ラトル
英国リバプール出身。1980～98 年にバーミンガム市交響楽団を率いたあと、2002～18 年にはベルリン・フィルの芸術監督として活躍。2017 年からはロンドン交響楽団の音楽監督に就任した。現在にいたるまで一貫してクリエイティブな活動を続け、70 以上の録音は高い評価を得ている。また教育プログラムの推進など新しい分野も開拓し、多くの名誉ある賞を受賞。ウィーン・フィル、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、MET をはじめ、世界各地の主要楽団や歌劇場と長年にわたり強い信頼関係を築き、注目すべき成果を残している。
ロンドン交響楽団
1904年創設。「多くの人々に素晴らしい音楽を届けたい」というビジョンを掲げる英国を代表するオーケストラ。伝統的サウンドをもち、各時代の一級の演奏家たちと名演を繰り広げている。2017年からラトルが音楽監督を務め、より演奏活動に密度が増した。年間70以上の公演をロンドンにて、また年間50－60公演を世界各地で行い、教育プログラムにも積極的に取り組んでいる。