BCT-Sのサンプルテストのビデオは上記の画面からご覧いだたけます。

BCT-S(British Council TUFS - Speaking Test for Japanese Universities)は、東京外国語大学とブリティッシュ・カウンシルが協働で開発した大学入試用スピーキング・テストです。
BCT‐Sのテスト内容は、こちら(PDF 516KB)もご確認いただけます。

BCT-Sの特徴

BCT-Sは、日本で中等教育を受けた学習者の英語でのコミュニケーション力を測定することができます。テストはタブレット端末で実施され、所要時間は約12分です。設問は大きく分けて以下の4つのパートに分かれており、問題が進むごとに難易度が上がります。

(1)受験者自身についての説明
(2)理由や説明を明確にして自分の意見を述べる
(3)写真の描写や比較を理由や説明と共に述べる
(4)抽象的なトピックについて、自身の経験や意見を述べる

 

BCT-Sを選ぶ理由

言語・文化研究を通じて日本の国際化をけん引してきた東京外国語大学と、教育・文化・芸術を通じて国際交流活動を行ってきたブリティッシュ・カウンシルが目指すところは、国際的な相互理解を促進し、ソフトパワーにより平和な世界の実現に貢献できる人材を育成することです。「英語は何のために学ぶのか」という問いに対して、同じ視点で答えている両機関が協働することにより、英語教育改革が目指す、「生涯にわたって使える英語力の取得」に貢献できると考えています。そのツールとして、共同で開発したBCT-Sをぜひご活用ください。

 

開発の経緯と活用実績

ブリティッシュ・カウンシルでは、既存のテストが評価できる内容と、利用者が確認したい能力とがかい離している状況を解決する必要があると考えていました。そこで開発されたのが、BCT-SのベースとなるAptis(アプティス)です。Aptisは利用者が評価するスキルを選択し、受験者の属性によってカスタマイズが可能な評価ツールとして、2011年より世界的にサービス提供が開始されました。

大学入試改革に伴い、英語試験は4技能すべての評価が求められることになります。この大きな変化が各大学が実施する一般選抜にも影響を及ぼしている中で、大学入試を、より教育的に有益なシステムとして機能させるためのテスト実施を目指し、BCT-Sが開発されました。

BCT-Sは日本の学習指導要領に則して日本の学習者のために設計された国際的なスピーキングテストで、 日本で中等教育を受けた学生を対象としています。

 

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