※終了しました。次回の開催が決定しましたら、こちらでお知らせします。

春休みに東京で、英語教員向けワークショップを開催します。高校向けは検定教科書を使ったディスカッションとライティング指導、中学校向けはやり取りと文法指導を取り上げます。言語材料によって中高と分けていますが、校種が異なっても応用可能です。また、異なる教科書でもご活用いただけます。

具体的で実践的な指導法を学ぶことができるので、すぐに授業で活用できると好評です。教師の授業に対する自信や、生徒のモチベーション向上につながります。新学期からの授業づくりの準備に、ぜひご参加ください。

日程・ワークショップ詳細 (※は新しいセッションです)

  • 3月25日(月)9:30〜12:30 スピーキング(やり取り)力の伸ばし方

自分の気持ちや考えを英語でやり取りする授業が増えています。そこで留意したいのは、授業で行っている言語活動を生徒のスピーキング力の向上に確実につなげること。このセッションでは、中学校で実施できるやり取りの活動を体験いただきながら、教師が提供すべき足場がけ、40人のクラスでのフィードバックのやり方など、実践的なノウハウをご紹介します。パフォーマンステストの実施や採点についても例をご紹介します。

  • 3月25日(月)13:30〜16:30中学生への文法指導 ※

新学習指導要領では、文法をコミュニケーションの中で活用するという視点を重視しています。これは文法の形式だけでなく、機能や語用論的な意味にも注目することを求めています。このセッションでは、認知科学の知見を参考に、生徒の記憶の処理能力を踏まえた上で、文法説明を効果的に行う方法を考えます。また、説明や練習の時間配分、書き言葉と話し言葉の文法などを探ります。

  • 3月26日(火)9:30〜12:30 検定教科書を使ったディスカッション指導 ※ 

高校における話すこと(やり取り)の言語活動には、日常的・社会的な話題についてのディスカッションがあります。今回は、「ENRICH LEARNING II」(東京書籍発行)を使ったデモ授業の体験やその分析を行います。また、ディスカッションとディベートの違い、足場がけ、生徒を上達に導くためのフィードバックなどをご紹介します。実際の指導を想定したマイクロティーチングを通して、指導テクニックを高めていただけます。 

  • 3月26日(火)13:30〜16:30 検定教科書を使ったライティング指導 ※ 

「ENRICH LEARNING Ⅱ」(東京書籍発行)にある単元を通して「探求する問い」を使って、生徒の知的好奇心を高め、探求する力を養う方法を考えます。言語力向上が重点である英語指導において、「問い」を通して学びを深めていく過程をご紹介します。異なる意見についての考察、効果的なエッセイを書くための組み立てや下書きなど、実践的な手法を扱います。

対象: 中学校・高等学校英語教員および教育委員会担当者 教員養成課程の方もご参加できます。 

定員: 各回 30名

講師: ブリティッシュ・カウンシル英語教員研修講師 講師陣のご紹介

言語: 英語

費用: 各回 9,100円(税込)

会場:
飯田橋レインボービル 1B会議室  〒162-0826東京都新宿区市谷船河原町11番地 

過去の参加者の声:

  • 「スモールトーク」の手順について、生徒の側に立ったとてもわかりやすい流れで参考になりました。
  • 日々の授業の冒頭ですぐに実践できるテクニックが学べました。今の自分のスタイルと融合させてぜひ新学期に実践したいです。
  • ウォームアップからイントロ、ボキャブラリー、リーディング指導まで、どのように進めていくと生徒の理解度が促進され、かつモチベーションにつながるのか学ぶことができました。
  • 高校の教科書を使っての指導法でしたが、単語の扱いは中学校でもやれそうです。スピーキングの順序立てやフィードバックは勉強になりました。

 お問い合わせ:  ブリティッシュ・カウンシル  英語教育部門  Eメール

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