認知症フレンドリーな社会づくり
社会の高齢化が進み、日本だけでなく世界で、認知症と暮らす人とその家族、介護者の生活の質の向上、安心して暮らせる社会づくりが課題となっています。こうしたなか、国や自治体、医療や福祉セクターだけではなく、さまざまなセクターが連携して取り組むことが求められます。日本でも、企業や自治体、NPOなどがセクターを越えて協働し、地域コミュニティと一緒になって未来を考えてアクションを起こしていく動きが生まれています。また英国ではここ数年、文化芸術機関の社会的役割を再考する動きも広まり、文化芸術団体により認知症の方とその介護者を対象にしたプログラムなどの多様な取り組みが展開されています。
そこで今回、ブリティッシュ・カウンシルは認知症フレンドリージャパン・イニシアチブと共同で「クロスセクターで創る認知症フレンドリーな社会」をテーマに、日本と英国の先進的な取り組みの事例紹介も兼ねた意見交換会を開催します。セッションへは、企業やセクターの壁を越えて活動している日本の関係者のほか、英国において高齢者を対象にした先駆的な取り組みを行っている14の文化芸術団体の関係者も参加し、日本の皆さまとの対話と意見交換を行います。英国から参加する文化芸術団体の関係者は、ブリティッシュ・カウンシルが4月13日から4月17日まで実施する招へいプログラムの参加者です。
開催概要
日時:2015年4月15日(水)14:00-16:30(13:30 受付開始)
会場:3331 アーツ千代田、1階 コミュニティスペース(〒101-0021 東京都千代田区神田6-11-14)
参加費:無料(通訳付き)
定員:30名様
主催:ブリティッシュ・カウンシル
共催:認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ
助成:ベアリング財団、カルースト・グルベンキアン財団
参加方法:専用のオンラインフォームよりお申し込みください