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Robin Clewley

日本と同様に少子高齢化が急速に進んでいる英国では、ここ数年、文化芸術団体による高齢者を対象にした多様な取り組みが展開されています。こうした取り組みは医療や福祉といった既存のサポートに加えて、高齢社会の課題に新たな切り口でアプローチできるものとして注目が集まっています。

日本においても、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機にあらゆる人が芸術文化に親しめる環境作りや、文化芸術機関の社会的役割を再考する動きも広まり、少子高齢社会に向けた取り組みへの関心も高まってきている中、ブリティッシュ・カウンシルは、芸術のジャンルやセクターの枠組みを超えて、日本と英国の関係者が高齢者を取り巻く状況や文化芸術の持つ可能性について議論を深め、連携できるような機会を促進しています。