©

Kenichi Aikawa

研修のねらい

研修終了時に研修参加者が、特に次の項目において、学習指導要領及び新しい英語教育の在り方の趣旨に沿った指導や評価が実現できるようになることを目指す。

  •  生徒の総合的なコミュニケーション能力の育成
  • 英語を用いた言語活動が中心となった授業
  • 生徒のモチベーションの向上
  • 生徒中心の指導方法
  • 基本的に英語で行う授業
  • 4技能の能力を適切に測ることができる評価法

具体的には、研修終了時には、研修参加者は次のことができるようになっている。

  • 生徒からの視点で研修を体験することにより、総合的なコミュニケーション能力を育成するための授業の利点をより深く理解する。
  • 基本的に英語で授業を行うことを通して、生徒が英語に触れるとともに実際に英語を使用する機会を増やす。
  • 言語活動を行う際、英語で効果的に指示することができるとともに、生徒とのインタラクションを図りながら各言語活動を展開する。
  • 聞いたり読んだりしたことに基づいて、話したり書いたりすることによって発信する能力を向上させるための様々な言語活動の内容及び指導方法を知り、それらを指導の目的に応じて選択する。
  • 生徒にとって学習する必然性があり、興味深い授業を行うために、教科書や他の関連教材を多様な方法で活用する。
  • 教材の内容理解にとどまらず、聞いたり読んだりしたことに対する自分の意見や考えを発する言語活動により大きな比重を置くことによって、生徒が主体的に内容と関わりながら4技能を活用する授業展開をする。
  • 生徒の認知的なスキルを養うために、リーディング教材を使用する。
  • 教科書以外のオーセンティックな教材及びその扱い方を知り、生徒の知的好奇心の喚起やモチベーションの向上に結び付ける。
  • 生徒の英語学習に対するモチベーションを向上させるために、学習している内容について自己関連性を高めるための機会を与える。
  • 認知的な側面を重視する活動を通して、生徒が新しい語いや表現を実際のコミュニケーションの場面で使うことができるようになるための手助けをする。
  • 生徒が適切な発音で発話したり、自然な速さで話される会話の理解を高めたりするために、発音、リズム、イントネーションに関する指導を活用する。