午前は栄養、特にビタミンについての講義を受けました。オレンジジュースを例に、ジュースに含まれるビタミンCの量などについて学びました。フードサイエンスの講義では、専門的な用語が多くて、理解することが少し難しいと感じましたが、レクチャー部分ではスマートフォンと連携したクイズがあり、全員が楽しく参加することができました。

講義を受けた後は、白衣に着替え、加工の方法などが違う5種類のオレンジジュースの中に含まれるビタミンCを測る実験をしました。一般的に体にやさしいと思われているオーガニックオレンジジュースですが、含まれているビタミンCの量は多くないそうです。今日受けた講義や実験を通して、日本の高校で受けている科学の授業と似た内容があったこともあり、日ごろからの授業も大切にしなければいけないということを再認識しました。

お昼ご飯を食べた後は、塾生による最後のプレゼン発表です。みんな、イースト・アングリア大学(University of East Anglia)の時よりもさらに良いプレゼンテーションができるように、2時間という限られた時間のなかで最後の調整にかかりました。
プレゼンテーション本番。どのグループも、前回行ったものよりも分かりやすいプレゼン発表を行うことができました。以前よりもスライドに工夫があって、アイコンタクトもできるようになっていたと思います。自分自身も発表を行いながら、2週間という短い間にも成長できたと自覚することができました。発表を見てくださったリーズ大学(University of Leeds)の方々にも褒めていただくことができ、うれしく思いました。

リーズ大学最後の夜は、表彰式があり大学から修了証や記念品をいただきました。クイズ大会やギター演奏などでも盛りあがり、大学の方たちと最後の思い出づくりをしました。明日はマンチェスター空港から日本に帰国します。

(グループ:イギリス班゜)