イギリスの小学校・中学校の審査制度
イギリスの学校では、生徒が安全で快適な学校生活を送れることを非常に重視しています。そのため、すべての学校は、英国政府が定める厳格な基準を満たし、政府の任命機関による厳密な監査を定期的に受けています。詳しくは、「イギリスの教育制度(16歳以下:日本の小学校・中学校・高校生1年次相当)」「入学条件(16歳以下:日本の小学校・中学校・高校生1年次相当)」の情報をご覧ください。
イギリスの教師と学校の職員はすべて、DBS(情報公開・雇用防止サービス)を通過しなければなりません。この審査では、警察の記録と照合することで、子どもを危険にさらすような犯罪歴がないかを確認しています。
留学生の生活の安全
イギリスは全般的に治安のよい国ですが、自分の身の安全を守るために注意を払うことは重要です。イギリスに留学する前に、ブリティッシュ・カウンシルの「安心して生活するためのガイド」を読んでおくことをお勧めします。このガイドには、留学生がイギリスで安全に生活するためのアドバイスが数多く掲載されています。
留学生に対するサポート
イギリス留学中に心配事がある場合には、助けやサポートが得られるところがたくさんあります。
- 多くの小学校・中学校にはスクール・カウンセラーがいます。生徒の気持ちを理解してサポートしてくれます。
- 勉強面では、教師が生徒のやる気を引き出し、サポートを行っています。学校の勉強で心配なことがあれば、迷わず教師に相談しましょう。教師は生徒が落ち着いて、学校の授業から多くのことを学べるよう願っています。各学年の担任教師も、何か困ったことがあれば相談に乗ってくれます。
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医療面でのサポートとしては、すべての学校に応急処置の訓練を受けたスタッフを配置しています。また、多くの学校には医療の専門家が常駐しているか、学校近隣の医師と提携しています。
さらに詳しい情報は、「健康・安全・福祉」のセクションをご覧ください。