私の留学ストーリー1
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Kenichi Aikawa

「ジュニアプログラムが整っているイギリス留学は安心でした」
山本弘子さん(母)、奈央さん(娘:高校2年生・2016年2月現在)

お母さまの山本弘子さんは、英語はこれからますます必須であり、また異文化の人たちと交流することで人間的に深みを持たせたいと、ご自身のお嬢さん、奈央さんに早いうちから日本以外の世界を見せる機会をつくってきました。

英語力を伸ばす授業やアクティビティの充実、留学中の安全面への配慮が徹底していることから、イギリスのジュニアプログラムを選んだお母さま。留学先では前進のみと、自ら交流の場を作るように心がけ、いわゆる奥手な日本人からブレイクスルーしたお嬢さんの奈央さん。留学は子どもの可能性をあらためて知るいい機会のようです。

英語への興味がわいたのはいつ頃ですか?

奈央さん: 保育園児のときに行った英会話教室がゲームをまじえながらレッスンをしていて、それがとても楽しかったのを覚えています。それから小学6年生の時に、母の仕事で一緒に行ったアイルランドのホームステイ先に同年代の子がいたのですが、自分の英語力がなくてあまり話ができなかったことが残念だったので、もっと話せるようになりたいと思いました。

中学生で既に短期留学を体験していらっしゃるのですね

奈央さん: 中学2年で2週間、ニュージーランド短期留学をしました。行くんだという実感のないまま向こうに着いた感じでしたが、ホストファミリーも優しかったので、不安もなく楽しく過ごしました。

お母さま: 「行く?」って聞いたら本人が「行ってみる」というので、エージェントさんを通して適切なところを探しました。まだ中学生でしたので、都会より穏やかな環境のほうが良いと思いニュージーランドのサマーコースにしました。

高校1年生でイギリスに短期留学するきっかけは?

お母さま: 受験も終わったので高校生の早いうちにまた留学させたいと思い、本人もすんなり行くというので、今度は知り合いのいるイギリスにしました。やはり一度は伝統あるイギリスの空気を感じてほしいと思ったのもありますが、ジュニアプログラムがしっかりしているところが決め手となりました。

ジュニアプログラムはどういう良さがありましたか?

お母さま: アクティビティはロンドン市内観光やスポーツなど英語を学びながら楽しめるものが充実していましたし、留学中、24時間フォロー体制が整っているので安心でした。

イギリスでは、18歳以下の生徒が学ぶ語学学校は、児童保護に関して厳しい基準がありますし、教師やスタッフも事前に適正チェックされ、児童の安全環境が最優先されていますね。

お母さま: やはりまだジュニアですから、どれくらいケアをしていただけるのかがとても気になります。

留学中、子ども達の外出には親のサインが必要で、その度に毎回確認のメールがこちらに来るほど、イギリスはジュニア留学の安全性が徹底していてよかったですね。

高校生で留学する時には自分で何か目標をもちましたか?

奈央さん: どちらかというと引っ込み思案なのですが、中学時代より英語が話せるようになっていたので、同年代の子たちの考え方などをもっと聞いてみたいと思って行きました。そして、できるだけ交流の場を活かしました。

どんなふうに交流の場を作りましたか?

奈央さん: 寮生活ではさまざまな国から来た寮生がいたので、仲良くなった子を誘って朝ごはんを一緒に食べたり、休み時間の過ごし方を計画しました。自己紹介の時に、相手の国の言葉を少し入れるとすぐ仲良くなれましたね。帰国してもFacebookでつながっています。

授業はどうでしたか?

奈央さん: 先生のテンションが高く、ゲーム感覚の参加型授業だったので楽しかったです。日本と違って生徒もどんどん発言しているのが印象深く、自分も積極的になりました。

奈央さんにとってLife Changing Experienceは?

奈央さん: いろいろな国の人が集まると文化の違いもあり、強く発言する人が優先されるような空気になりがちで、英語がうまくしゃべれない日本人は控えめになってしまいます。でも、YES、NOをはっきり伝えたり、きちんと主張することは大事だと学びました。

留学前と後で奈央さんに違いを感じますか?

お母さま: 少し自信をつけて帰ってきたかなと思います。文化の違いで多少の摩擦は起きるでしょうし、それを自分で判断して乗り切ったようなので。

自分なりに、世界各国の人たちと交流を深めてできた友達が良い財産になっていると感じています。

イギリスで印象がある所は?

奈央さん: ハリーポッターの『9と4分の3番線』を実際に見ることができて、「ここなんだ!」と感動しました。

奈央さんからこれから留学する人たちにメッセージを

奈央さん: 留学先で自分のイメージと違うことがあるかもしれませんが、臆(おく)することなく目の前のことを受けとめていけば楽しい留学生活になると思います。

お母さまから親ごさんに対してアドバイスを

お母さま: ネットなどで情報だけ見ようとするとたくさんありすぎて、心配が積み重なってしまいがちですが、留学説明会に行くとわかる範囲も広がりますし、会場の空気感からもモチベーションが高まるので、留学の説明会やイベントに直接足を運ぶことをお勧めします。

子どもにとっても、留学先でいろいろ打ち砕かれることもありながら成長することが大事だなと思っています。「いってらっしゃい」のときはとても心配ですけれどね。それも最初だけです(笑)。

 

*留学情報

山本奈央さん(高校2年生・2016年2月現在)
留学先:ロンドン Frances King School of English
参加ブログラム:ジュニアプログラム
滞在日数:2週間

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