研修企画のために必要なこととは
児童生徒の力を伸ばすためには、教師の指導を充実させることが最も重要です。その指導力を高めるにあたっては、研修は代表的な取り組みであるため、研修の魅力の拡大や質の担保はますます重視されています。
その一方で研修企画担当者の皆さんからは、「やりっぱなしで終わってしまう」「もっと教師のやる気を高める研修をしたい」という悩みをよく聞きます。研修後に変化が起こる、つまり授業改善に至るためには、あらかじめ企画段階で検討しておくことが多くあります。まさに「デザイン」する力が求められています。
ブリティッシュ・カウンシルはこの10 年間、文部科学省を始め各地の教育委員会の英語教員研修に関わってきました。そこでは世界の科学的根拠(エビデンス)を参照、日本の英語教育に必要なことを取捨選択し、検証を繰り返してきました。その結果、「自信がついた」、「生徒が変わった」と参加者が実感できる指導法や、再現性のある研修ノウハウを特定することができるようになりました。
そこでその経験に基づき、研修企画に役立つエッセンスを36ページのハンドブック(お申し込みフォーム 記入の上ダウンロード)にまとめました。教育委員会の皆さんが、英語教員研修(校外研修) を企画する際に参考となる情報を網羅しています。
このハンドブックでは以下の「変化」のための3つのカテゴリーに沿い、教員研修の企画に必要な16の視点を取り上げました。 変化が起きた研修の事例も紹介しています。
「変化」のための3つのカテゴリー
1. 変化を生み出すための知識
効果的な教員研修の要素や、教師という専門職の特性についての確認。
2.「変化を生み出す」研修をデザインする
研修企画の目標設定や期間や構成、対面とオンラインの使い分けなどについて。
3. 変化のための学習活動と評価
学び方や 「やりっぱなし」にならない工夫、評価方法について。
授業改善とは、「教師の行動が変わること」です。 そんな教師の行動を引き出す研修を計画するために、この 「研修デザイン」のハンドブックをぜひお役立てください。
【『変化のための英語教員研修のデザイン 明日からの授業が変わるための16の視点』ダウンロードはこちらから】
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