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Visit Britain

イギリスの人々は、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クイア/クエスチョニング、インターセックス、アセクシャル、アライ、パンセクシャルの人々(LGBTQI+)に対して、一般に寛容でフレンドリーです。

イギリス社会とLGBTQI+の人々の権利

イギリスは多様性に富んだ寛容な社会です。​​これまで何十年もかけて、イギリス政府はLGBTの人々に対する支援と平等を推進してきました。イギリスでは、性別や性的指向によって差別することは違法 であるため、自分の権利が尊重されるということを知って、イギリスに留学しているLGBTQI+の留学生も多くいます。

Rainbow Europe(ヨーロッパ地域のILGA-Europeによって構成される組織)による年次調査においても、​​イギリスはヨーロッパでLGBTの人々の権利が最も尊重されている国のひとつとして、評価されています。

また、 イギリス政府は、2017年と2018年に、イギリスにおけるLGBTの人々の経験について、より多くの情報を収集するためのアンケート「National LGBT Survey」を実施しています。アンケートには、108,000人以上が参加し、LGBTを対象とした全国調査としてはこれまでで最大規模の調査となりました。イギリス政府は、安全、健康、教育、雇用の分野におけるLGBTの人々の体験に焦点を当てた詳しい結果報告書を発表しています。

イギリスのLGBTQI+コミュニティと学生生活

18歳以上の学生が通う多くの学校に、友達をつくったりサポートを受けたりできるLGBTQI+の会があり、クラブ、映画、カフェ、週末の外出といったイベントやパーティを開催しています。留学先の学校にはどんな活動があるか、問い合わせてみましょう。

イギリスの大きな町や都市では、キャンパス外でも、ゲイやレズビアンの人々が集まるカフェやパブがあります。また、ロンドン、マンチェスター、ブライトンといった都市には、特に大きなLGBTQI+のコミュニティがあります。

小さな町や都市では、教師や学生生活課のスタッフに、その地域で活動するグループがないかたずねてみましょう。

Gay TimesDiva といったLGBTQI+のライフスタイルに関するウェブサイトでは、最新のニュースやイベントを調べることができます。

LGBTQI+の留学生へのメンタルサポート

一般的にLGBTQI+の人々を歓迎するイギリスですが、まれに偏見を持つ人がいます。親身に相談にのってくれる人が欲しいと感じることがあるかもしれません。

イギリス国内のほとんどの地域では、LGBTQI+のためのカウンセリングサービス、支援ネットワーク、クリニック、擁護サービスなどを提供しています。

留学先の学校に、LGBTQI+の学生の生活向上に携わるスタッフがいる場合があります。そうしたスタッフがいなければ、学生生活課のスタッフやチューターに相談しましょう。

LGBT Foundation は、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルの人々をサポートする公認のチャリティー団体です。ウェブサイトでは、カミングアウトから、安心した生活、同性愛嫌悪への対応について、詳しい情報が得られます。経験豊かなスタッフによる電話相談も行っています。