~英国短期留学中の塾生による写真および文章を通して、現地の様子をお届けします~
私たち、おおさかグローバル塾3期生は、本日無事日本に帰国することができました。
仁川空港を経由し、関西国際空港に降り立った瞬間、蒸し暑さと流れる日本語放送から、ここは日本なんだと実感しました。解散の夕方6時にはすでに暗く、英国では8時を過ぎても明るかったのに…とふと思い、私もすっかり英国に慣れてしまったのだなと苦笑しました。
この2週間、私たちは言葉で表すことができないほどの素晴らしい体験をすることができました。思い返せば楽しかった出来事ばかりがよみがえってきて、まだ夢を見ている気持ちです。
泊まるホステルの設備が古めかしいと嘆いていたものの、アートの大学でのワークショップや観光の目新しさで一気にテンションの上がったロンドン。伝統的な建物と近代的な建物がうまく中和された街やキャンパスツアーで見た歴史ある図書館に感動し、英文学のレクチャーの内容を聞き取ろうと皆が必死に頑張ったリーズ。ウサギが駆け回るほどの豊かな自然と優しくて温かい大学の生徒さんたちに囲まれ、アクティビティやチャレンジを通して楽しみ学び、そして精一杯努力を発揮したプレゼンを発表できたノリッジ。どの大学で出会った人々も、まだ未熟な私たちを温かく迎え入れ心を開いてくれたことが本当にうれしく、同時に大阪府の代表としてここにいることの誇らしさやもっと話したいという思いも湧き上がってきました。
この短期留学で学べたことは英国についてだけではありません。言語や文化という壁を越え、頑張ろう、慣れようとした皆のひたむきな努力は互いに刺激となり、水周りの設備にあぜんとしたことは日本の良さを再実感するきっかけとなりました。英国を知ると同時に、お互いを、そして私たちの住む日本をも客観的な視点で見つめることのできた2週間だったと思います。そんな英国で泣いて笑った日々は、皆にとって一生残る素晴らしい思い出となりました。
秋からは、IELTSに向けての勉強を頑張りたいと思います。
励まし笑いあえる仲間と、英国での経験や思い出が、頑張れるモチベーションになってくれることと思います。
斉田さん、秋元さん、乾さん、千坂さん、細川さん、大阪府の皆さま、現地でお世話になった方々、そして影で支えてくださった保護者やスタッフの方々、本当にありがとうございました。
(チーム「グリフィンドール」 田中)