日本の中学校英語教科書4冊の登場人物の役割や描かれ方等について、ジェンダーとエスニシティの点からの分析結果と今後の取り組みについて、日本語の動画にまとめました。以下の4つのテーマで構成されています。
調査報告書(英文)はこちらからご覧ください。
「日本の英語教科書に見るジェンダーロール(性役割):『交差性』の視点から」
1 調査のバックグラウンド
今回の調査の概要や「インターセクショナリティ」の概念等についてご紹介します。また、ジェンダー平等を達成する観点から、教科書や教材の重要性を確認します。
2 男女がどの程度表現されているか
ジェンダーバランスの点検で最もわかりやすい方法は、男女がそれぞれ「どの程度表現されているか」に注目することです。これに加え今回は男女の割合だけでなく、同じ女性でも日本人と外国人の割合、名前の有無に注目して分析しました。
3 ジェンダーを表すイメージとステレオタイプ
教科書の中に描かれる職業やスポーツ、余暇活動、家事などに関わっている登場人物の画像やイラストにおけるステレオタイプ的な表現の有無を見ていきます。
4 言語学的な論点
「誰がどの程度発言したか」「誰が会話を始めたか」ということや、、ジェンダーによって使い分けられた言葉に注目しました。
英語教師のためのジェンダー平等を授業に取り入れるためのヒント集 “ACCESS to gender balance A toolkit for teachers” 日本語仮訳版は こちら からご覧ください。