今回のオンラインセミナーでは、「ディベート」に替わる“Discussion and Consensus Building”(DCB)の授業実践を紹介します。生徒が目標を明確に意識しつつ、意欲をもって学びを進めるための授業デザインの方法や、パフォーマンステストの実施方法等、3年間の実践を、新潟県立高田高等学校の長谷川誠先生に共有していただきます。これは「探究」の視点も含んだ取り組みで、生徒の変容や成長にも触れながらご報告いただきます。

ディスカッション指導においては、相手と共に建設的に問題解決をしていける英語使用を念頭におき、社会で実際に役立つことを目的とした指導が大切です。このDCBの概念や実践を広く普及させることで、「論破」ではなく解決に向けて建設的に交渉するための力を育てることができます。

競争ではなく、異なる意見を持つ相手を認め合いながらコンセンサスを探っていくため、課題解決をリードするコミュニケーター育成にもつながるDCB。実際に生徒が楽しんで取り組み、英語を学ぶモチベーションを高める実践報告から、新学期からのディスカッション指導のヒントを見つけてみませんか?

日程: 2025 年3 月23 日(日) 10:00-11:00

講師:新潟県立高田高等学校 教諭 長谷川誠氏 

場所: オンライン(ZOOM)

対象: 英語科教員・英語教育を志す学生

定員: 100 名

参加費: 無料

プログラム

10:00-10:05  開会・主旨説明
10:05-10:50  実践報告

  • DCBとは何か、目的等説明
  • 教科書を使ったDCBの単元デザイン
  • パフォーマンステストや英作文テストとのつながりと評価(ルーブリック等)
  • 成果(生徒・教師)

10:50-11:00  質疑応答・閉会

お申込: こちら から 

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