ハウスメイトと一緒に暮らす
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Mat Wright

他の学生と一緒に暮らすことは、学生生活の中で大きな部分を占めます。寮に住むことも、シェアハウスに住むことも、楽しく暮らして生涯の友達をつくる素晴らしいチャンスです。

とはいっても、他人の習慣や周囲の音、散らかしたものに慣れるまでには、時にはイライラしてしまうこともあるでしょう。

  • 家事はお互い思いやりを持って

学生が暮らす家で起こるトラブルの原因となるのが、掃除と片付けです。徹底的に自分の家をきれいにすることを好む人もいますが、人によっては、果てしなく掃除機をかけるには人生は短すぎると思っているのです。

自分はどう考えていようと、ハウスメイトがどう感じるかをよく考えて、自分が使った後は片付けること。バスルームやラウンジのような共有の場所を清潔に保つために、公平に掃除できるよう当番表を作っても良いかもしれません。

  • 平穏を保つために、お互いのニーズを尊重する

騒音に対してとても敏感な人もいます。眠る時や勉強するときに音がうるさいと、大変なストレスを感じることになります。

和やかに過ごすために、ハウスメイトが静かな時間を必要としているときは、それを尊重して、音楽やテレビの音が大きすぎないようにしましょう。誰かが試験を控えているときに、夜のパーティを開催するのは絶対に避けましょう!

もしハウスメイトの騒音がうるさすぎたら、柔らかな口調で、少し静かにしてもらえるよう頼んでみましょう。言われないと気がつかないこともあります。それでも続くようなら、午後11時から朝8時までは大きな音で音楽を聴かないなど、家のルールを話し合ってみましょう。

それでも改善されない場合は、留学先の学生サポート・オフィスに相談してください。良い解決策を見つけてくれるかもしれません。

  • バスルームをひとり占めしないで!

ひとり占めとは、共有しないことです。誰だって、ゆっくりお風呂に入ってきれいになるのが好きです。が、ハウスメイトと同じ時間に授業が始まる時には要注意です。ハウスメイトが何時にバスルームを使う必要があるかをきちんと把握して、誰かを遅刻させることのないように気をつけましょう。

  • 英語を話す

もし自分と同じ母語を話す人がいたら、一日中集中して英語を学んだあとでの母語でのおしゃべりはとても楽しいはず。でも、その言葉がわからないハウスメイトは、疎外感を感じるかもしれません。みんなでいる時に英語を話すことは、みんなが参加できるということです。そして自分の英語力を高めるためにも、その方が良いのです!

  • 生活費を一緒に計算する

シェアハウスでは、トイレットペーパーや掃除道具など、家の中のものを共同で買わなければなりません。グループで積立金を作っておくとよいでしょう。積立金は、共同で使うものを買うためにみんなが同じ額を出し合う共益費です。

ガス、水道、電気などの支払いを分けるのなら、事前に取り決めをしておきましょう。料金を均等に分けて、ひとりの人が支払いを済ませます。

  • 話し合う

誰もが楽しく充実した学生生活を送りたいもの。もし何か気になることがあったら、ハウスメイトときちんと話し合って、友好的に歩み寄り、解決策を探すことです。もし相手が異なる考え方や習慣を持っていたら、まずは彼らの視点を理解しようと努力してみましょう。

  • 一緒に楽しむ

和やかな環境をつくるいちばんの方法は、一緒に楽しむことです! 一緒に料理するとか、パブにいくとか、映画を見るとか。誰かの誕生日があれば、お祝いしてみてはどうでしょう? 楽しい時間を共有することは、人と人の絆を深めることにもつながります。