余裕をもって試験勉強を始めましょう。試験は大きな挑戦かもしれませんが、少しの準備、負担が軽くなります。試験のコツ、トップ10を紹介します。
- 試験勉強を始める前に、試験範囲や形式を完全に理解しておくこと。どのトピックが試験に出るか、何が求められているか、教師にアドバイスを求めましょう。
- 試験勉強の時間をたっぷりとり、必要なノートや本のコピーを手元に揃えます。そうすることによって、心を落ちつかせることができます。
- 過去問題をもらえるよう教師にお願いし、実際の試験の前に解いてみましょう。どんな問題が出るか、見当をつけることができます。
- 気楽に構えること。あまり根を詰めると疲れ果ててしまいます。睡眠を充分にとり、休息とリラックスする時間を確保すること。試験は自分の能力を表現するチャンスですが、健康と気持ちの安定も重要です。
- 栄養のある食事をとって、たくさん身体を動かしましょう。リラックスする助けになるし、脳を活性化させます。
- 試験勉強を主体的に進めましょう。たとえば、ただテキストを読むだけではなく、短いメモを作ったり、ポイントに線を引いてみたり。自分の考えをまとめるのに役立ちます。また、自分が教師だと思って、学生に説明しなければいけないつもりになってみましょう。他の人に、質問してもらうのも良い方法です。
- 他の人のアイデア、作品、答えを使って、それが自分のものであると主張することは、盗作になります。たとえば、他の人の回答を写したり、他の人が書いたエッセイを使ったり、お金を払って代わりに課題をやってもらったりすることです。イギリスの教育において、盗作は禁じられています。盗作が発覚すれば、深刻な結果が待っています。何が許されて何が許されないのか、良く分からないときは教師に確認しましょう。
- モチベーションを上げましょう! 試験勉強をする時は、勉強以外の事につい興味が向いてしまうものです。するべきことに戻って、その日にしなければならないことを決め、達成できたときに自分にご褒美を与えましょう。たとえば、4時間勉強した後に、好きなテレビ番組を見るなどします。
- 試験の前日は、散歩に出かけたり友達と会ったりして、リラックスする時間を作りましょう。夜も良く眠れればいいですが、もし眠れなくても心配しないで! 人間の脳は、たとえ疲れているときでも優れたことを成し遂げられるようになっています。
- 試験で上手くいくことを妨げるような不安や心配ごと(たとえば健康や家庭の問題)を抱えているなら、教師や学生相談センターに話してみましょう。きっとサポートしてくれるはずです。
試験の結果が出たら・・・冷静に、そして歩みを止めないで!
上手くいけば努力が報われ、求めていた結果を手にすることができます。でも、もし努力が結果に表れなかったとしても、この世の終わりではありません。動揺するかもしれませんが、つまずきはいつかプラスに変えることができます。
まずは、教師に話してみましょう。追試験や他の科目での単位取得のチャンスがあるかもしれません。もしだめなら、新たな可能性が出てきます。たとえば、新しいコースに変更したり、オンラインで別のコースを受講したりするなどの方法があります。
人生で成功を収めている人というのは、物事が計画通りに進まなかったとしても、「自分自身を元気づける」ことができる人です。失敗は、自分の情熱を追求するチャンスに変えることができるのです。