近年ヨーロッパでは、CLIL(Content and Language Integrated Learning:クリル)という英語教育法が急速に広まっています。これは、理科や社会などの教科学習と英語の語学学習を統合したアプローチです。教科内容を題材にさまざまな言語活動を行うことで、英語の4技能を高めることができ、日本でも子どもたちの発信能力を高め、英語教育の質的向上をもたらすものと期待されています。
同種の教育法にアメリカの内容重視指導法(Content-based Instruction)やカナダのイマージョン教育などがありますが、CLILは教育効果を引き出すための具体的な教育技法が体系化されており、この点が前者との違いとしてあげられます。
今回は東京会場と大阪会場にて、CLILを実践していく上での理論とともに、日本やヨーロッパでの学校での実践例をご紹介しました。
東京会場: 2011年8月30日(火)10:00~13:00 上智大学四ツ谷キャンパス
大阪会場: 2011年8月31日(水)13:50~16:30 上智大学 大阪サテライトキャンパス
主 催: ブリティッシュ・カウンシル、上智大学 国際言語情報研究所(SOLIFIC)、
上智大学 教育イノベーションプログラムCLIL研究チーム(EAP-CLIL)
当日の発表資料:(以下「ダウンロード」からご覧になれます。)