本質的な英語コミュニケーション能力の育成をめざし、学習指導要領の改訂および大学入学者選抜における英語4技能試験の導入など、グローバル化に対応した英語教育改革が進展しています。生徒の英語力向上のためには、評価の役割を十分に理解し、到達目標および指導を効果的に連動させることが不可欠です。
テストが学習や指導に対して良い「波及効果」をもたらすための取り組みを考え、学習目標・指導と評価を適切に連動させることができる力(アセスメント・リテラシー)を高めるため、専門家の講演と学校教員による事例報告を通して、特に「スピーキング」の指導とテストに焦点を当てたセミナーを開催しました。
*アセスメント・リテラシー:学習目標・指導と評価を適切に連動させることができる力
プログラム:
- 基調講演「学習者を育てるためにテストを使う―波及効果の研究が示唆する指導と評価の一体化」
上智大学 言語科学研究科 渡部 良典 教授 - ワークショップ「How Language Assessment Works: Assessing Speaking」
ブリティッシュ・カウンシル トレイナー ゴードン・アラン - 事例報告「スピーキングの授業評価:高校における実践から」
岩手県立不来方高等学校 松尾 美幸 指導教諭 - パネルディスカッション「スピーキングの指導と評価-今後に向けて」
松尾 美幸 指導教諭
ゴードン・アラン
ロビン・スキプシー(ブリティッシュ・カウンシル アカデミックマネージャー)
<セミナーレポートページ>
基調講演 | 事例報告 | パネルディスカッション
主催:ブリティッシュ・カウンシル
後援:文部科学省