2012年のロンドン五輪の主要文化プログラムの一つとして2009年にスタートした、障害のあるアーティストの創造性溢れる活動を支援する「アンリミテッド」。3年間のプログラムを通して、障害のあるアーティストが活躍できる環境づくりや、新作制作のための助成プログラムなどが展開されました。このアンリミテッドを通して生まれた障害のあるアーティストの作品は、ロンドン2012 パラリンピック競技大会の開催に合わせ、2012年9月にロンドンのサウスバンク・センターで開催された「アンリミテッド・フェスティバル」で国内外の観客に向けて発表され大きな注目を集めました。
ロンドン五輪のレガシーの一つとして2012年以降もアンリミテッドは継続し、2014年、2016年に引き続き2018年9月に第4回目となる「アンリミテッド・フェスティバル」がサウスバンク・センターで実施されます。期間中は演劇、ダンス、ライブアーツ、美術、音楽など多岐にわたる作品が発表されます。プログラム、チケット情報などの詳細はフェスティバル 公式サイト(英語)をご覧ください。また今年は、障害とアートをテーマにした大規模なシンポジウム*もフェスティバルにあわせて開催されます。
アンリミテッド・フェスティバル2018 開催概要
シンポジウム:
ユニコーン・シアター(ロンドン)
2018年9月4日(火)~5日(水)
シンポジウム 公式サイト(英語)
*シンポジウムの様子はライブストリームで配信される予定です。
フェスティバル:
サウスバンク・センター(ロンドン)
2018年9月5日(水)~9日(日)
フェスティバル 公式サイト(英語)