2020年に向けて、スポーツだけでなく文化を通して、日本全体を盛り上げようとする機運が高まる中、障害のある人々の芸術表現の可能性に関心が高まってきています。また2016年4月には障害者差別解消法が全面施行され、あらゆる人々がアートを享受できる環境整備の必要性についても多様な議論が広がっています。こうした状況を受けて、ブリティッシュ・カウンシルは英国で障害と文化芸術の分野で活躍するスペシャリストを迎え、日本のアートや政策関係者を対象にしたトレーニングを開催しています。
トレーニングワークショップ:障害の社会モデルと文化芸術機関のアクセシビリティ(2016年~)
英国において障害のある人々の文化へのアクセスの改善に長年取り組んできた芸術団体、シェイプ・アーツをトレーナーに迎え、障害を捉える上で重要な考え方である「ソーシャル・モデル」の考え方や、あらゆる人が参加可能な事業の企画・運営の方法などについて、ワークショップ形式で学ぶトレーニングを文化芸術や自治体関係者を対象に実施しています。