2000年以上の歴史があり「お伊勢さん」と親しまれてきた伊勢神宮。江戸時代には「生涯に一度は伊勢参りをしよう」と、人々の憧れと崇拝の的となり、現在も全国から多くの参拝客が訪れます。
ブリティッシュ・カウンシルは三重県伊勢市と協働し、2019年10月、英国を拠点とするアーティストを伊勢市に招へいし、アーティスト・イン・レジデンスを実施しました。600名を超える応募者から審査で選ばれた6組のアーティストが、伊勢市に2週間滞在し、伊勢神宮をはじめ、現地の工芸作家や地域の文化に触れるリサーチ・レジデンス。そこでの体験が作家の今後の創作活動に生かされるクリエイティブなプロジェクトです。
今回は、神宮の最も重要な祭典『三節祭』のひとつである『神嘗祭』も特別に見学するなど、アーティストたちの豊かな感性と、日本古来の文化が息づく伊勢が出合う、かつてないレジデンスプログラムになりました。