六本木アートナイト2015でHello Lamp Post Tokyoを体験する二人
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British Council, photo by Kenichi Aikawa

都市を舞台に「アートxテクノロジー」が作り出す驚きと感動の体験

英国ウォーターシェッド発、「遊び」をキーワードにテクノロジーを用いて都市の未来を考えるPlayable City。2015年4月、ウォーターシェッドのクリエイティブディレクター、クレア・レディントン氏と第1回Playable City International Award最優秀作品、Hello Lamp Postを開発したPAN スタジオのベン・バーカー氏とサム・ヒル氏が来日。六本木を舞台にした一夜限りのアートの祭典『六本木アートナイト2015』に参加し、Hello Lamp Postの東京版を披露するとともに、日本のクリエーターと、未来の東京をどんな街にしたいか? 人と人、人と都市をつなぐ新たな体験はどのように創出されるのか? 「遊び」をキーワードに、東京の未来について考えました。

スペシャルトーク「都市xアートxテクノロジー:東京の未来を考える」

六本木アートナイト2015メディアアートディレクターのライゾマティクス齋藤精一氏、ゲームクリエイターの水口哲也氏と、クレア・レディントン氏、ベン・バーカー氏、サム・ヒル氏が、アートとテクノロジーを通した未来の人と都市の関係や、東京の未来について対話しました。

Playable City ワークショップ

齋藤精一氏をゲストに迎え、クレア・レディントン氏とサム・ヒル氏のファシリテーションのもと、「遊び」をキーワードに創造的にテクノロジーを使い、街の公共空間を舞台に人々に驚きと感動を与える体験のアイデアを創出するクリエイティブワークショップを開催しました。

六本木アートナイト2015でのスペシャルトーク会場風景
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British Council, photo by Kenichi Aikawa

六本木アートナイト2015でのPlayable Cityワークショップ風景
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British Council, photo by Kenichi Aikawa

Hello Lamp Post Tokyo

『東京の街の“モノ”たちが目を覚まし、あなたと話したがっています』

第1回Playable City International Awardの最優秀作品で、英国ロンドンを拠点とするPANスタジオによるHello Lamp Post。携帯やスマートフォンからメールを送ることで、街のなかのありふれたモノと会話し、そこにまつわる思い出を共有したり、街に埋もれたストーリーを発掘したり、人と人、人と街のつながりを生む、都市を舞台にした新しいコミュニケーションプラットフォームです。

2015年4月、日本語版のHello Lamp Post Tokyoが六本木アートナイト2015広域プログラムに参加し、期間限定で六本木の街のモノたちが目を覚ましました。開催期間中六本木を訪れた人は、東京タワーや六本木交差点などの街のシンボルをはじめ、郵便ポスト、ベンチ、電柱など、街のなかの何気ないモノとの会話を楽しみ、新たな視点で「街」とそこに集まる「人」を見つめました。

次はあなたの住む街の“モノ”たちが目を覚ますかもしれません。乞うご期待を!

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