フォーラム「パラリンピックレガシー:Global Disability Innovation Hub」ヴィクトリア・オースティン(戦略・パートナーシップ担当ディレクター)
ロンドン2012のレガシー・プログラムについて紹介するヴィクトリア・オースティン 戦略・パートナーシップ担当ディレクター ©

British Council

2018年7月3日、ブリティッシュ・カウンシルはグローバル・ディスアビリティ・イノベーション・ハブ(Global Disability Innovation Hub, 以降GDI Hub)からメンバー3名を招へいし、フォーラム「パラリンピックレガシー:Global Disability Innovation Hub」を開催しました。

史上最大数の観客がスタジアムを訪れた2012年のロンドン五輪では、競技施設だけでなく、都市全体のバリアフリー化が促進されるとともに、市民のあいだでは多様でインクルーシブな社会についての意識が高まるなど、大会成功は英国の社会に大きな変化をもたらしました。そのロンドン・パラリンピック競技大会のレガシーのひとつとして設立されたのが、GDI Hub です。

GDI Hub は、大学および文化機関の協働組織としてクイーン・エリザベス・オリンピック・パークを拠点に、地域コミュニティ、研究者、専門家、障害のある人々を結びつけ、ロンドン・パラリンピック競技大会によって培われた経験と、障害に関する最先端の専門性を融合することで、さらなるイノベーション、共同デザイン、クリエイティブ・シンキングをグローバルに推進しています。

フォーラムでは GDI Hub のヴィクトリア・オースティン(戦略・パートナーシップ担当ディレクター)、イアン・マッキノン(オペレーション・ディレクター)、キャサリン・ホロウェイ(アカデミック・ディレクター)の3名がロンドン・パラリンピック競技大会の具体的なレガシーや、インクルーシブデザイン、アクセシビリティに関する展開、リサーチ・イノベーションプロジェクトについて紹介。その後、日本の関係者の皆様と議論を深める Q&A やネットワーキングを行いました。

フォーラム「パラリンピックレガシー:Global Disability Innovation Hub」イアン・マッキノン(オペレーション・ディレクター)
イアン・マッキノン オペレーション・ディレクターがレガシー・プログラムにおけるインクルーシブデザインのアプローチを紹介 ©

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フォーラム「パラリンピックレガシー:Global Disability Innovation Hub」キャサリン・ホロウェイ(アカデミック・ディレクター)
GDI Hub の成り立ちを語るキャサリン・ホロウェイ アカデミック・ディレクター ©

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フォーラム「パラリンピックレガシー:Global Disability Innovation Hub」
企業、地方自治体、NPOなど幅広い分野から、2020年とその先に向けてさまざまな取り組みを行う約70名の関係者が参加 ©

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