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British Council  / Photo by Kenichi Aikawa

 2012年に開催されたロンドン・オリンピック・パラリンピック競技大会では、文化プログラムの主要プログラムのひとつとして、障害のあるアーティストの創造性溢れる活動を支援する大規模なプログラム 「アンリミテッド」 が英国全土で展開されました。「アンリミテッド」は、障害のあるアーティストの育成や環境整備、助成プログラムを通して、障害のあるアーティストによる優れた芸術活動に対する認知度の向上と、アーティストの活躍の場の拡大に大きく貢献し、その成功を受け、大会後も継続して新たなアーティストの育成や作品の委託が実施されています。

こうした状況を受けて、日本と英国の幅広いフィールドで活躍するゲストをスピーカーに迎え2015年6月17日にフォーラムを開催。英国における障害のある方々の文化芸術活動の変遷や、ロンドン・オリンピック・パラリンピック競技大会およびアンリミテッドがもたらした成果などを共有しながら、アート、デザイン、スポーツなど多岐に渡る視点でこれからの社会の在り方についてディスカッションを行いました。

フォーラム「障害のある人の文化芸術活動と、これからの社会」

スピーカー:
ジョー・ヴェレント(アンリミテッド・プログラム シニア・プロデューサー) 
南村千里(振付家/ダンサー/ダンス講師/芸術解説者)
保坂健二朗(東京国立近代美術館 主任研究員)
山中俊治(デザインエンジニア/東京大学教授)
為末大

モデレーター:
藤沢久美(シンクタンク・ソフィアバンク 代表)

フォーラム記録映像

全スピーカーのプレゼンテーションとパネルディスカッションの記録映像です。

開催概要

日時:2015年6月17日(水)14:00-17:00 
会場:国立新美術館 3階講堂
主催:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、厚生労働省、独立行政法人国際交流基金、ブリティッシュ・カウンシル、文化庁 (五十音順)
協力:国立新美術館

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