『Playable city』
直訳すると遊ぶことが出来る街。
過度な情報が飛び交う現代では、もしかしたら街を純粋に遊ぶということ自体僕たちは忘れてしまっているかもしれません。
ボール遊びが出来ない公園。
路上ライブが出来ない道。
花火をしては行けない海岸。
色々な制約が、良くも悪くも何かを守るためにつくられてきてしまいました。
そんな限界や制約を超えた考えをすることも同時に忘れ、いつからか我々は本当の意味での「街を遊ぶ」事をしなくなってしまっているのかもしれません。
Playable City Tokyoではそんな東京の街を違う角度から見る素晴らしい機会だと思います。
建築家でも、デザイナーでも、プログラマーでも、アーティストでも、その場所で仕事をしている人も、住んでいる人も、住んでない人も、学生も子供も、お年寄りも主婦もだれでも参加してアイディアを交わしそれを実行するフレームだと私は思っています。
今だからこそ、これからを考えることを始めてみませんか?
もしかしたら、ちょっと何かを加えるだけで街も生活もそこを行き交う人もみんなが遊べる街が創れると思います。色々な視点があるからこそ良いアイディアが出来ると思うので、みなさんの参加をお待ちしております。
2015年9月8日
齋藤 精一 ライゾマティクス代表取締役