「都市xテクノロジーx遊び」
Playable City Tokyo 2015プログラムの第一弾として、2015年9月から全3回のワークショップシリーズを展開しました。
Playable Cityとは? Playable Cityのアプローチに共感し、都市の未来について日英、そして世界の人と考える人のネットワークを構築することを目指して、英国ウォーターシェッドでPlayable Cityが生まれた背景と、「遊び」をキーワードに新しい視点で都市の未来を描くPlayable Cityの取り組みの紹介で始まりました。
ワークショップでは海外の事例だけでなく、日本古来の文化に見る人と人、人と街の「遊び心」のあるつながりを思い起こしながら、現在の東京の都市環境や人について理解を深めました。実際に虎ノ門の街に出たフィールドワークでは、「都市」とはどういうところなのか、どんな「人」がいるのか、普段とは違う視点で街を歩き、昼と夜、平日と休日で変わる街の顔、街の中にある「遊びのきっかけ」など、面白い発見が多くありました。
そしてワークショップシリーズの締めくくりとして、Playable Cityのアプローチについての対話や街歩きを通して得た気づきをもとに、都市の未来を再考し、「遊び」をキーワードにテクノロジーがつくる未来の都市のアイデアのブレストを行いました。「夕方横断歩道を渡ると、その日一番頑張った人にスポットライトがあたり、信号機から流れるファンファーレとともに功労を称えられる」、「ビル群を動植物に見立て、都市がジャングルに様変わりするな」ど、人と人、人と都市をつなぐ遊び心あふれる楽しいアイデアが発表されました。