左手に持ったiPadの画面を左耳に近づけて、右手で画面をピアノの鍵盤を弾くような手つきで触る人
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British Council Photo by Kenichi Aikawa 

障害のあるなしにかかわらず、あらゆる人が音楽に親しみ、創造性を発揮できる社会を実現するために

ブリティッシュ・カウンシルは川崎市と英国ドレイク・ミュージックと協働し、テクノロジーも活用し、障害のあるなしにかかわらず、あらゆる人が音楽に親しみ、創造性を発揮できる社会の実現を目指して2017年より、プロジェクトを展開しています。日英の文化芸術団体の取り組みの紹介や関係者の意見交換、本活動の根底にある『障害の社会モデル』の理解を深めるトレーニング、テクノロジーを取り入れた音楽プログラムの実践者育成プログラムなどを実施しています。

主催:川崎市、ブリティッシュ・カウンシル

かわさきパラムーブメント

川崎市では、東京2020大会の開催を契機として、「誰もが自分らしく暮らし、自己実現を目指せる地域づくり」を目指すものとし、「人々の意識や社会環境のバリアを取り除き、誰もが社会参加できる環境を創り出す」ことを理念とした 「かわさきパラムーブメント」を推進しています。

ドレイク・ミュージック

英国のアート団体ドレイク・ミュージック  は、25年以上にわたり、障害のある人に障害のない人と同じだけ、音楽活動に参加する機会、選択肢やサポートが存在し、音楽家として対等な関係で活躍することができる社会の実現に向け活動しています。あらゆる年齢層の障害のある人に向けたアクセシブルな音楽サービスを提供するほか、障害のある人の音楽へのアクセスをより向上するため音楽家や文化機関に向けたトレーニングも実施。さらには、障害のある音楽家のためにテクノロジーを駆使した先進的でアクセシブルな新しい楽器開発も行うなど、その活動は多岐に及んでいます。また彼らが媒介となり、音楽家や企業関係者、テクノロジスト、デザイナーが集い新しいアイデアを交換しプロトタイプを行う機会を積極的に作るなど、その領域を超えた取り組みに英国内外から注目が集まっています。

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