Making the City Playable 2018 コンファレンス午後のプログラムでは、ウォーターシェッドが展開する世界のクリエイティブ・プロデューサー育成プログラム「クリエイティブ・プロデューサー・インターナショナル」の参加者たちがファシリテーターを務め、2つのワークショップが開催された。
ワークショップ 2
Hack the Street(ハック・ザ・ストリート)
実際の公共空間に赴いて、その公共空間にPlayableなデザインを提案するワークショップ。「キット・オブ・イマジネーション」というフレキシブルなツールを自由に組み立ててオブジェを作り、グループごとにひとつの提案を行った。人々の街のなかでの振る舞いをPlayableなものに変化させるものはいったいどんなものだろうか。考える上でのポイントは3つ。「この場所に何を加えるのか」「どのように空間を変えるのか」「誰が楽しむのか」洗濯物のように紐に吊るされた、世界中の街かどから集めたPlayableなシーンのスナップ写真を参考に、公共の空間がどのようにデザインされ、そこにはどんな可能性があるのかをみんなで探っていった。パーツの形からアイデアを思いついたり、偶然できた形から湧いたイメージを飛躍させたり、頭よりも先に手を動かしながらいっしょに形にしていくという、即興的で新鮮な体験を共有した。