模造紙に描かれた会議のグラフィック記録
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British Council Photo by Kenichi Aikawa 

ディスカッションをPlayableに記録する

グラフィックファシリテーターのやまざきゆにこさんは、Making the City Playableの会議に終日寄り添いライブドローイングをくりひろげ、濃密な会議の模様をカラフルな22枚の絵巻物を描きあげた。この日の各セッションに共通して多く描かれたのは♡(ハート)だという。そして笑顔がたくさん描かれたと同時に、暗い顔で俯向く人々も多く描かれた。疎外感を感じる人、自信がない人、本当は遊びたいのにきっかけがない人、Playに参加できない人々が都市にはたくさんいて、そういう人にこそPlayの招待を送らなければいけないのだ。残された22枚の絵を振り返ると、都市と人々のつながり、Playの可能性について話し合われたこの日の論点が生き生きと蘇る。休憩時には絵を囲んで、各国のクリエイティブ・プロデューサーと一般参加者が対話する光景も見られた。グラフィックは言葉や文化背景の異なる人をたやすくつなぐ、優れたコミュニケーションツールになった。

模造紙に描かれた会議のグラフィック記録
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 British Council Photo by Kenichi Aikawa 

模造紙に描かれた会議のグラフィック記録
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British Council Photo by Kenichi Aikawa 

ホワイトボードに張られた会議のグラフィック記録を指してマイクを手に観客席に向かって立って話す人
やまざきゆにこ氏 ©

British Council Photo by Kenichi Aikawa 

【プロフィール】

やまざき ゆにこ
「言葉」と「文字」だけでは伝わらない思いや理解をつなぐ「グラフィック」を用いて、さまざまな議論の現場で活躍するグラフィックファシリテーター。会議の模様をライブに描き参加者と共有することで、新たな視点と対話の機会を提供する。企業から国際的な会議、研修、ワークショップなど、活躍の場は多岐に渡る。

やまざき ゆにこ Webサイト

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